KANSAS CITY (Dow Jones)--
INTERVIEW: Rogers Sees Commodity Bull Market For Next Decade

７月14日（ダウ・ジョーンズ）：
ロジャーズ氏は次の10年の商品強気相場を見ています。


Renowned investor Jim Rogers thinks it's laughable that some analysts are suggesting the bull market in commodities may be over, but it's nothing he hasn't heard before in his nearly 40 years in the business.

　有名投資家ジム・ロジャーズ氏は、一部アナリストの商品の強気相場が終ったかもしれないという主張はばかげていると考えています。しかし彼のいままでの約40年の仕事の中でこのようなことが聞こえなかったことはありません。


"People have been telling me for seven years that the bull market in commodities is over, practically every time we have a correction, and I suspect they'll be saying it for at least another seven years. The bull market is not over yet - it's had a big correction but it's not over yet," Rogers told Dow Jones Newswires by telephone.

「7年間の強気相場の間調整にあうたびに、商品の強気相場は終ったと人々は私に言い続けてきました。そして私は少なくともあと7年間彼らはそれを言い続けると思っています。強気相場はまだ終っていません。大きな調整がきましたが、まだ終ってはいません。」とロジャーズはダウジョーンズ社の記者に電話で答えました。


Asked if going long commodities is a wise investment at this stage, Rogers replied: "If you're talking about today, I don't know. But if you're talking about over the next decade, yes.

　今、商品の上昇にかけることは賢い投資なのかを聞かれてロジャーズはこう答えました。
「もしあなたが今日どうなるかについて話しているなら私にはわかりません。しかしあなたがむこう10年について聞いているなら答えはイエスです。」


"The price of many commodities is going to be much higher in 10 years than it is today," he predicted.

「多くの商品の価格は10年の間に今日より非常に高くなります」と言い切りました。

引用元記事(一部抜粋)

７月14日（ブルームバーグ）：
ジム・ロジャーズ氏：米政府の住宅金融公社支援｢救いようのない大難｣


　米投資家ジム・ロジャーズ氏は14日、米政府による米住宅金融投資会社ファニーメイ（連邦住宅抵当金庫）とフレディマック（連邦住宅貸付抵当公社）の支援策は「救いようのない大難」との考えを示した。

　ロジャーズ氏は、ファニーとフレディの両社は米サブプライム（信用力の低い個人向け）住宅ローン危機によって「本質的に支払不能に陥っている」と指摘。上限を設けずに両社株を購入することや両社への融資について議会に許可を求めたポールソン米財務長官の案が承認されれば、納税者が負担を負うことになるだろうとの考えを示した。

　同氏は「両社は政府が措置を取らなければ破たんするところだったし、破たんするべきだ」と語った。

引用元記事

７月14日（ブルームバーグ）：
ファニーなど：ロジャーズ氏は支援酷評、ゴールドマンは株一段安予想

　ロジャーズ氏はシンガポールでのインタビューで、「米政府が納税者のカネを使ってファニーメイ株を買う神経を疑う」とし、「これによって米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のバランスシートは悪化し、ドルの一段安とインフレ加速をもたらすだろう」と語った。

　ロジャーズ氏は「ばんそうこうの上にさらに１－３年分のばんそうこうを貼ってどうなるというのか。３年後に状況がもっともっと悪化していたら何が起こるか」と疑問を呈した。

引用元記事