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 CNBCのジム・ロジャーズインタビュー記事から中国の経済成長についての箇所を抜粋して翻訳して紹介します。



China's Economic Advance is All But Unstoppable

4月15日(CNBC):
中国の経済成長は止まらない



Can you see an instance where China fails?

(質問)
あなたは中国が失敗する可能性はあると思いますか?


Jim Rogers: Of course. Anybody - and everything - can fail. But (let's consider) the main problem first.

(以下 ジム・ロジャーズ)
 もちろんだ。誰にでも、何にでも、失敗することはありえます。しかしまず最初に主な問題にについて考えてみましょう。


I don't worry about war or epidemics or depression or even political upheaval.

 私は、戦争・伝染病・不景気または政治の大変動についてさえ心配していません。


Everybody has had that. America had horrible problems. We had a terrible Civil War. We had political leaders regularly assassinated 125 years ago. We had massacres in the streets. We had no human rights. We had no rule of law. You could buy and sell congressmen. You can still buy and sell congressmen in America, but they were much cheaper in those days.

 みんながそれらは経験してきたことです。アメリカは恐ろしい問題を経験してきました。私達はひどい内戦を経験しました。私達は政治主導者を125年前から何度も暗殺されてきました。私達は通りで大虐殺をしてきました。私達には人権がありませんでした。私達には法の規約がありませんでした。国会議員を私欲のために買収することができました。今のアメリカでも国会議員を買収することはできますが、当時はもっと安く彼らを買収することができました。


America had many disasters, and yet it became the great success story of the 20th Century. As recently as 1907, the entire system went bankrupt in America: The government, Wall Street, everything. And yet, America came out of that and went on to big things.

 アメリカは多くの災害をに見舞われましたが、それでも20世紀の大きなサクセスストーリーを築くことができました。最近と同様に1907年、政府・ウォールストリート全てのシステムが破綻しました。しかしまだ、アメリカはそこから復活し、もっと大きくなり続けました。


All of those things can happen in China and would be temporary setbacks. I don't consider any of them being the end of the China story.

 それらは全て中国でも起こり得るし、一時的なつまずきになるかもしれません。私はそれらが中国の成長の終わりになるとは考えていません。


The only thing that worries me permanently about the China story is water.

 唯一、常に中国の成長について私が心配していることは水問題です。

I've been around the world twice. I've seen many cities, societies, (and) nations that disappeared because the water disappeared. China has a huge water problem. In Northern China, they're running out of water. They know this and they're working on it, big time. But if they don't solve it, or if they don't solve it in time, then China - as you put it - has failed.

 私は、二回世界一周をしました。私は、多くの都市、社会、そして国家が、水が無くなったのが原因で消えたのを見てきました。中国は深刻な水問題を抱えています。中国北部では、水が尽きかけています。彼らはそれを知っており、おおいにそれらの解決に向けて取り組んでいます。しかし、もし彼らがそれを解決しなかったり、時間切れになったら、中国は失敗するだろう。

By the way, Northern India has the same problem, only worse. Many places have it now. Water is becoming a huge problem worldwide. The same is true in the Southwestern United States. You know, you may have Arizona going to war with California. Some sections of Nevada, Colorado...they're desperate there.

 インド北部においては更に悪い同様の問題を抱えています。多くの場所で現在同じ問題を抱えています。水問題は全世界の深刻な問題となるでしょう。同じことはアメリカ南西部でもいえます。知っての通り、アリゾナ州がカリフォルニア州に武力で訴えることになるかもしれません。ネバダ州の一部の地域や、コロラド州の人達のそれらは酷い状況です。


So it's not just China - but water's the main thing that worries me about China.

 そう、それは中国だけの問題ではありません。 しかし、中国について私が心配している主な事は水問題なのです。


As I say (that) civil war would be a terrible thing in China, but it'd be a temporary setback, as would epidemics, as would economic setbacks, (and as would a) depression. But China will come out of all that and keep going forward. Now, I don't anticipate war in China - even civil war - but I'm suggesting that if it happened, I don't see it as the end of the story any more than it was the end of the story in the United States.

 もしかしたら中国で内戦がひどいことになるかもしれない。しかし、それは伝染病・景気後退・不景気と同様、一時のつまずきにすぎないだろう。中国はそれらの全てから復活し、前に進み続けるだろう。現在、私は中国で戦争、内戦でさえ起こらないと思っています。もし仮にそれが起こったとしても、私はアメリカの成長が終わらなかったように中国の成長も終わらないと言いたい。


引用元記事(一部抜粋)

 現在、チベット問題で世界から非難されて、中国の政治や経済には疑問の目が向けられています。
 100年以上前の南北戦争時のアメリカも、ヨーロッパなどから同様かそれ以上に疑問の目をで見られていたのかもしれません。

 しかし経済や政治のリスクはおろか戦争・伝染病より水が大きな問題になるとは日本に住んでいるとなかなか想像できないですね。
 中国の水問題などについて良く書かれている他のブログの記事を一つ紹介させて頂きます。

 誰が世界を食べさせるのか【AKAZUKINの投資日記】


※2008年4月15日のCNBC(英文)の記事をもとに書いています。筆者英語に自信があるわけではないのでその点も踏まえて判断は自己責任でお願いします。
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 ジム・ロジャーズインタビュー記事です。


4月12日(ブルームバーグ):
ロジャーズ氏:中国では人民元投資が安全、日本航空など注目-バロンズ


 14日付の米金融専門週刊紙バロンズは、投資家ジム・ロジャーズ氏が「21世紀は中国の時代になる」とし、2人の娘が中国語に堪能になるように、家族をシンガポールに移住させたと述べたと報じた。

 同紙によると、ロジャーズ氏は、中国での「最も安全な投資対象」が人民元だと指摘。中国企業はニッケルなどの商品を購入する必要があり、水処理技術への投資も必要と語った。

 ジョージ・ソロス氏と共同でクオンタム・ファンドを創設したロジャーズ氏はバロンズ紙に対し、米国が「同国史上、場合によると世界史上最悪の信用バブル」だったと指摘。資金不足に陥った後、JPモルガン・チェースに身売りせざるを得なくなったベアー・スターンズについては、政府の救済策を受けるべきではなかったとの見方を示した。

 ロジャーズ氏は同紙に「過去何百年もの間、投資銀行は破たんを繰り返してきた」と指摘。「ベアー・スターンズのような事例は初めてではなく、世界は常にそうした事態を乗り越えてきた」と話した。

 株式についての質問には、同氏は日本航空、ルフトハンザ航空、オーストリア航空といった燃料費上昇を顧客に転嫁できそうな大手航空会社を好んでいると述べた。

引用元記事


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