10月7日(ブルームバーグ)
ジム・ロジャーズ氏:金相場、10年以内に2000ドルに上昇へ
著名投資家のジム・ロジャーズ氏は、2日連続で過去最高値を更新した金相場が向こう10年以内に1オンス当たり2000ドルに上昇する可能性が高いとの見通しを示した。ドル相場の軟化に対する代替投資先として需要が拡大するためとしている。
投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)の会長を務めるロジャーズ氏は7日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「わたしの金は売っていない。適切な時期には金を買うたくさんの理由がある」と述べ、相場がさらに上昇しても「買い増すかもしれない」と付け加えた。
ロジャーズ氏は「紙幣は増発され、金相場は上昇している」と指摘し、商品など「実物資産」を保有することを選好すると語った。
引用元記事
【参考】金価格推移ドル建て・円建て比較
金価格1年チャート(US/oz)
金価格1年チャート(JPY/oz)
◎チャートをクリックすると別の期間のチャートも見れます。1番下の長期チャートを比較してみるともっと面白いです。
金価格をドル建て・円建てで比較してみると、ドル建てでは1年間ほぼ右肩上がりを続けているものの、円建てでは全体としてドルほどの上昇はなくここ半年ほどはほぼ横ばいです。
ドル建ての金価格が上昇しているのはドルの価値が下がっているという面も大きいようです。
今後、日本円にたいして懸念がある方は金投資を考えてもいいかもしれません。
関連記事
投資家ロジャーズ氏、最高値での金買いには消極的