プレジデント 2009年2.16号にジム・ロジャーズインタビュー記事が長文で掲載されています。
早速買いましょうと言いたいところなのですが、ネットでも掲載されています。
プレジデント 2009年2.16号
ジム・ロジャーズ―すべては、欧米からアジアへ動く 以下は気になる一節の抜粋なので、全文読みたい方は上のリンクからどうぞ
プレジデント 2009年2.16号
ジム・ロジャーズ―すべては、欧米からアジアへ動く
もし今、誰かに1万ドル運用してくれと頼まれたとしたら。長期投資であれば、私は中国株とコモディティ(商品)を買うでしょう。逆に短期で売却益を出したいというなら、日本円、スイスフランなどの通貨に投資するかな。今後2、3年は、通貨を買って売却するのに非常にいい時期だと思います。なかでも日本円は現在、世界で一番強い通貨ではないでしょうか。円は過去40年、対ドルで約400%も上昇したことになります。
私は近い将来、世界的な通貨危機が訪れると考えています。米ドルをはじめとしたほとんどの通貨の価値が大きく下がる。その前に一度揺り戻しがくるでしょうから、そこで売却するつもりです。
中国以外の国で注目しているのは、台湾、カンボジア、モンゴルといったところです。3年前、車で世界一周の旅をしたとき、これらの国を訪れました。どの国も過去に比べ、非常に平和でいい状態にありました。逆に資本主義が行き届かないインドや政治的に不安定なロシアに投資しようとは思いません。
2、3年後に、かつての第二次世界大戦よりひどい状況になる可能性も否めません。今回は金融危機で終わるのか、それとも世界の終わりがくるか。私にとって、世界の終わりとは自分自身が破産することなのですけれどね。
引用元記事(一部抜粋)