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Exclusive Interview with Jim Rogers: Inflation Is Coming

1月15日(SeekingAlpha)
ジム・ロジャーズ氏独占インタビュー:インフレが来ます。



Grace Cheng:
Do you think the period of forced liquidation has ended or does it still have a ways to go?

インタビュアー:
 あなたは強制的な換金売りの期間が終わったと思いますか、それとも、それはまだ続きますか?

Rogers:
I’m sure it has not ended. It certainly has not ended for many asset classes and it probably has not ended for most. It may be over for a few things but it still has a long way to go.

ロジャーズ氏:
 私は、それは終っていないと確信しています。多くの資産では疑いも無く換金売りは終っていませんし、おそらくほとんどの資産で終っていないでしょう。少数のものに関しては換金売りは終っているかもしれません。しかし、まだ道のりは長いです。



As you’ve said many times, the US government is printing a lot of money right now, when do you think inflation will come around and bite us?

インタビュアー:
 あなたが何度も言っている通り、米国政府は現在多くのお金を刷り続けています。あなたはいつインフレが起こり私たちを襲ってくると考えていますか?


Rogers:
Well there is inflation now in many things. There’s temporary deflation in raw material prices and in some property. But throughout history, whenever you’ve had gigantic printing of money and spending of borrowed money, it has always led to higher prices. Unless something is dramatic, it’s going to happen again. When? I don’t know. It’s already happening in some things. I don’t know if you’ve bought any sugar recently or some other things, prices are up and that will continue and it will get worse.

ロジャーズ氏:
 多くのものが、今、インフレの状態です。原料価格や不動産は、束の間のデフレ状態です。しかし、歴史上、お金を大量に刷り、借りたお金を浪費した時は、いつでも価格は上昇しました。劇的な何かが起こらない限り、それは再び起こりそうです。
 いつ起こるかは私にはわかりません。いくつかのもについてはそれはすでに起こっています。もしあなが最近砂糖かまたは他の何かを買っていたとして、価格が上昇してそれが続くのか、それとも悪くなるのかは私にはわかりません。



You’ve been bullish on commodities for a long time, recently you said you’re buying the Rogers Metal Index. Do you think that the Obama stimulus plan will create more demand for commodities?

インタビュアー:
 あたたは長い間コモディティに強気でした。最近、あなたはロジャーズ金属インデックスを買っていると言いました。あなたは、オバマの景気刺激策がコモディティのさらなる需要を作り出すと考えていますか?


Rogers:
Well of course, anything that causes a revival of economic activity causes a revival of demand for everything including commodities.

ロジャーズ氏:
 もちろんです。経済活動を復興させるものは何でも、コモディティを含む全てのものの需要の復興引き起こします。



You’ve said that over the long term, the US dollar is doomed. What are your thoughts on the British Pound?

インタビュアー:
 あなたは、長期に渡って、米国ドルは悲しい運命にあると言いました。あなたの英ポンドについての考えも聞かせて下さい。


Rogers:
More doomed. It will disappear sooner. If it weren’t for the North Sea, the British Pound would have already disappeared. It’s more doomed. The UK has been exporting oil for 26 years; within the decade, the UK will be a net importer of oil again, and they have nothing else to sell to the world once the oil dries up.

ロジャーズ氏:
 それは、より悲しい運命にあります。それは間もなく消えます。もし北海がなければ、英ポンドはすでに無くなっていたでしょう。それは、より悲しい運命です。英国は、26年間、原油を輸出してきました。10年以内に、英国は再び原油輸入国になるでしょう。そして一度原油が干上がったならば、彼らは海外に売るものを他に何も持っていません。



Do you think China will scale back on buying US bonds? And if that happens, how will it affect the US economy and the US dollar?

インタビュアー:
 あなたは、中国は米国債の購入を抑えると思いますか?そしてもしそれが起こったなら、それはアメリカ経済やアメリカドルにどのような影響を及ぼしますか?


Rogers:
Well if I were China, I would scale back. If I were everybody, I would scale back. The US bonds yield virtually nothing, the dollar is a flawed currency, inflation is coming, higher interest rates are coming. I would think everybody would be scaling back including China. We’re going to have higher interest rates down the road because somebody’s gonna scale back. If not China, Japan or Korea, or who knows, somebody.

ロジャーズ氏:
 もし私が中国だったら、購入を抑えるでしょう。私が誰であろうと、購入を抑えるでしょう。米国債の利回りは実質ありません。ドルは傷のある通貨です。インフレと高い金利が待ち受けています。私は中国を含む誰もが購入を抑えると思います。金利は将来高くなります。なぜなら誰もが米国債の購入を抑えるからです。中国に限らず、日本でも韓国でもどこでも同じことです。



My last question, on a personal note, do you miss traveling around the world for fun like you’ve done several times before?

インタビュアー:
 最後の質問です。あなたは以前何度か行っていたように、世界中を旅行して楽しむことができないのを寂しく思いますか?


Rogers:
No, because now I have two little girls and they’re more fun than anything. I hope someday that I will travel around the world with them for fun. But at the moment, watching them grow up and helping them grow up is more fun than anything I can imagine.

ロジャーズ氏:
 いいえ、私には今二人の娘がいます。彼女らが他の何よりも楽しみです。私はいつの日か彼女達と世界中を旅行して楽しみたいと思っています。しかし今は、彼女達の成長を見守り助けるのが何よりも楽しいです。



引用元記事(一部抜粋)
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 ジム・ロジャーズ氏は、中国をはじめとするアジア地域に強気で、21世紀はアジアの時代が来ると主張しています。

 そして、ただ単に中国やその他のアジア地域にお金を投資しているだけでなく、自身もニューヨークの自宅を売り払い家族と共にシンガポールに引っ越ししました。
 また、講演などで「最高の投資は、自分の子供や孫に中国語を習わせることだ。」と話し、自分の娘にもすでに中国語を覚えさせていることを度々語っています。
 そして、証券アナリストの竹内浩一氏のブログ記事によると、娘にただ単に言葉を覚えさせるだけでなく、現地の社会に溶け込めるよう教育しているようです。


タイ在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ
冒険投資家ジム・ロジャースと一緒に幼稚園へ



 ブログ記事によると、ジム・ロジャーズ氏の娘は、アメリカ人や外国人向けの学校ではなく、現地の普通の幼稚園に通わせているようです。
 これは、生半可な考えや覚悟ではできないことだと思います。ジム・ロジャーズ氏が、自分の娘の時代には、アメリカ人として生きるよりアジア人として生きる方が有利だと心底考えている証拠ではないでしょうか?

 ジム・ロジャーズ氏は、「21世紀はアジアの時代が来る」という考えに確信に近いかなりの自信を持っているようです。


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