8月21日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏:最近の商品下落は調整、強気相場終わっていない
原油相場は1バレル=100ドル、金相場が1オンス=1000ドルに達すると、2006年4月に言い当てていた米投資家ジム・ロジャーズ氏(65)は21日、商品相場が過去最高値から下落していることについて、上昇局面での調整であるとの見方を示した。
ロジャーズ氏は同日の投資家会議への出席を前にバンコクでインタビューに応じ、「強気相場の終わりとはみていない」と指摘。「供給増加の流れに乗るか、経済が崩壊するまで強気相場は続く」と述べた。
同氏は「金属を再び購入する時期に来たか否かを考えている」とも語り、「しばらくは全く買っていない」と話した。
ロジャーズ氏は、農産物の相場や中国経済についても依然として楽観的な見方を表明。同氏は6月、中国株が年初からほぼ50%下げていた時点で、投資家にあきらめないよう呼びかけていた。
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