極めて当たり前のことなんですがわからない人がいるらしい。
Rogers, who predicted the start of the global commodities rally in 1999, criticized Federal Reserve Chairman Ben S. Bernanke for comments on the currency before a congressional committee on Nov. 8.
ジム・ロジャーズ氏は、11月8日の議会前でのバーナンキ議長の通貨についてのコメントを非難しました。
``He is a total fool,'' Rogers said. ``He said Americans who buy only American goods are not affected if the value of the U.S. dollar goes down. I was terrified.''
「彼は、全くの馬鹿です」と、ロジャーズ氏は言いました。「彼は、もし米ドルの価値が下がっても、アメリカの商品だけを買うアメリカ人は影響を受けないと言いました。私はぞっとしました。」
Bernanke said the only effect of a weaker dollar on a typical American with their wealth in dollars, buying consumer goods in dollars, would be ``their buying powers, it makes imported goods more expensive.''
バーナンキ議長はアメリカドルで資産を持っていてアメリカドルで消費財を買うような典型的なアメリカ人へのアメリカドル下落の影響は輸入品がより高くなるだけだと言った。
Rogers said that's not right.
ロジャーズ氏は、それは正しくないと言いました。
``If you only buy American products and the dollar goes down, the price of oil goes up, copper goes up, wheat goes up,'' he said. ``That affects you. He doesn't understand the economy as far as I can see.''
「もしあなたがアメリカの生産物のみを買いアメリカドルが下がったとしたら、オイルの価格は上がります、銅の価格も上がります、小麦の価格も上がります」と、彼が言いました。
「それは、あなたがたに影響を及ぼします。私が知る限り、彼は経済を理解しません。」
引用元記事
バーナンキ議長のこの発言はアメリカドル下落の容認または回避できないことを認めているともとれる気がします。
アメリカより資源のない日本はより深刻な問題です。
これから資源価格がより高騰すると、エネルギー・工業品原料・食料などの資源を輸入するための円高か自国生産品輸出のための円安かよりデリケートな為替政策が迫られそうです。
※2007年11月15日のブルームバーグ(英文)の記事をもとに書いています。筆者英語に自信があるわけではないのでその点も踏まえて判断は自己責任でお願いします。