Jim Rogers bets the farm as he shuns Wall Street
12月7日(Reuters):
ジム・ロジャーズ氏は、ウォールストリートより農場に強気です。
As an example, he said that commodity- and mineral-rich Canada will fare far better than Belgium, the seat of European bureaucracy.
ジム・ロジャーズ氏は、例えば、資源と鉱物が豊富なカナダは、ヨーロッパの官僚が居座っているベルギーより遥かに上手くいくでしょうと言いました。
Rogers still touts commodities, despite a recent price surge. Even with the benchmark Reuters-Jefferies CRB index .CRB of 19 commodities hitting its highest level on Tuesday since October 2008, Rogers said commodities will continue to soar over the next decade.
最近の価格上昇にも関わらず、ロジャーズ氏はまだコモディティに強気です。CRB商品指数が2008年8月以来の高値をつけたにも関わらず、ロジャーズ氏は今後10年に渡りコモディティは上昇し続けると言いました。
"They're very high, but they're going to be much, much higher over the next decade. Even I'm going to be stunned, and I'm the bull," he said.
「コモディティは非常に高値です。しかし、コモディティは、今後10年に渡りより高値になりそうです。私でさえ驚くことになりそうです。私はコモディティに強気です。」
Rogers reiterated on Tuesday that politicians are afraid to bite the fiscal bullet and will opt to debase their country's currency. He called the Chinese renminbi the world's safest currency and again said gold would eventually rise above $2,000 an ounce.
ロジャーズ氏は、政治家は財政が悪化するのを恐れて、通貨の質を下げることを選ぶと繰り返し言いました。彼は、中国人民元が世界でもっとも安全な通貨であると言い、また金は最終的に1オンス2000ドル以上に上昇すると言いました。
A bubble might exist in housing in China's coastal cities, but he called it a price bubble and not harmful like the credit bubble that was behind the U.S. housing debacle.
バブルは中国の沿岸部の都市にあるかもしれません。しかし、彼はそれは資産バブルで、米国住宅バブル崩壊の背後にあった信用バブルのような害はないと言いました。
"We had a credit bubble here, perhaps the biggest credit bubble in the whole world," he said. "That kind of huge credit bubble certainly is different than a price bubble. If people go bankrupt in China, it's not going to bring down the Chinese economy."
「私たちは信用バブルを経験しました。おそらく世界最大の信用バブルでした。この種の巨大な信用バブルは実は資産バブルとは異なります。中国国内の人々が破産すれば、それは中国経済を失墜させることはありません。」
More currency crises loom, and creditor nations -- China, South Korea, Japan, Thailand, Taiwan and Singapore -- will thrive, he said.
「もっと通貨危機は起こりそうです。債権国の中国・韓国・日本・タイ・台湾そしてシンガポールは上手くいくでしょう。」
引用元記事(一部抜粋)
コモディティには相変わらず強気です。
人民元に強気なのも前からですが、管理通貨の人民元が最も安全な通貨であるとは。。。 それだけ世界の他の通貨の状況が、長期的に見るとまずいということでしょうか?
11月に香港で現地に長年住んでいる人に聞いたのですが、2年ほど前は香港の人たちが物価の安い隣の広東省に買い物行っていたのですが、今は広東省のほうが物価が高くなり、週末になると逆に広東省の人たちが香港に買い物旅行に来るそうです。
(※ちなみに広東省は一人当たりのGDP・総GDPとも中国本土内で一番高い地域です。)
そのため中心街では「人民元歓迎」みたいな貼紙をしている店舗が結構ありました。
また、中国本土からの顧客に対応するため、店員は北京語が話せて当たり前になっているそうです。
(※香港で一般的に通じるのは広東語)
人民元は、今後私たちが思うより早く広く流通することになるのかもしれません。
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