大野和基氏のサイトで、長文のジム・ロジャーズインタビュー記事が掲載されています。
以下は、タイトル及び目新しい部分の抜粋なので、全文は大野和基氏のサイトでご覧下さい。
ジム・ロジャーズ/Jim Rogers
アジアに富が集中する時代
保護政策を撤廃しなければ、日本だけが衰退する
○借金で膨れ上がるアメリカ
○コモディティこそ最適な投資先
○原子力発電は経済的競争力がある
○西洋から東洋への歴史的シフト
○移民が成長と繁栄をもたらす
○新政権は戦後のシステムを変えられるか
いま確実に理解していることは、原子力は経済的に競争力がある、ということです。実際のところ、原子力発電は他の電力よりも割安です。多くの国が原子力発電を推進していることは知っていますし、私自身も原子力発電に投資しています。経済的に見たときに、原子力発電は採算が合うからです。
私はいま中国以外の新輿市場の株はもっていません。2008年11月以来、中国株も買い増してはいません。というのは、ほとんどの市場の指数がかなり上がったからで、次にどのように新興市場が動いていくか、注視しているところです。
(日本の民主党政権について)
今回、古い政権から恩恵を被らなかった人によって、新しい政権が選ばれました。
できるだけ日本国民が恩恵を被れるよう、さまざまなことを奨励しようとしているのは見受けられます。まだ何かを実施したわけではなく、その結果を見せられてはいませんが、とにかくいろいろ実行しようとしていることは確かです。
そして新しい政権になってから、日経平均はたしかに上がっています。本当に新政権が戦後日本のシステムを変えられるのか、注意深く見守っていきたいと思います。
引用元記事
ジム・ロジャーズが原子力発電に投資していると発言したのはおそらく初めてですね。日本にも原子力発電で活躍している企業がありますし、気になるところです。
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