ジム・ロジャーズインタビューレポート(PDF)
【レポート内容】
・コモディティ(商品)市場への投機資金流入による物価上昇批判に関して
・ガソリンおよび原油価格の見通し
・ブラジルで発見されている油田について
・シンガポールからみて世界情勢などについて見解が変わったか?
・中国の株式、不動産、通貨の今後の見通しについて
・日本株について
・政府のベア・スターンズ社についての見解
・アメリカドルについて
・航空業界の今後の展開について
・中国の反共産党、反政府活動が中国の成長を阻害する可能性はあるのか?
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4月23日(ダイヤモンド・オンライン):
伝説の投資家ジム・ロジャーズが明かす「為替投資術」
――今回のドル安は想定内か。
むろんそうだ。それどころか、ドルの下げ相場はこれからが本番だと見ている。対円でいえば、(1995年に記録した)1ドル79円の更新も必至だ。
もちろん、ドル資産を持つ投資家にとってはおいしい“持ち直し”の時期も訪れよう。ただ、当面のトレンドはあくまで下向きだ。
――最後に、為替投資の心得をあらためて聞かせてほしい。
マジックはない。基本的には、貿易収支が悪化しているか改善されているか、外貨準備の価値が増えているか減っているか、今後どうなりそうかを見る。あとは、政府の経済運営の姿勢、そして経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)だ。それを基に、自分で判断する。
今のような時代なら、皆が求める天然資源を保有するニュージーランド、オーストラリア、カナダといったような国々の通貨も堅実だ。カナダはかなりいい。
引用元記事
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