Jim Rogers Buys Land, Starts Farming
3月3日(CNBC):
ジム・ロジャーズ氏は農地を買って、農業を始めます。
Commodities are still the best play for the long term, legendary investor Jim Rogers told CNBC, confessing that he has been buying farmland himself.
コモディティは長期的に見てまだ最も良い投資の場である。と伝説の投資家ジム・ロジャーズ氏は話しました。そして彼自身農地を買っていると告白しました。
"We're still going to eat, probably; we're still going to wear clothes, probably. Farmers cannot get loans for fertilizers right now. So the supplies of everything are going to continue to be under pressure," Rogers said.
「私たちは、おそらく今後も食べ続けるでしょう。服を着続けるでしょう。しかし、農家たちは、現在肥料のためのローンを借りることができません。そのため全ての物の供給は下がり続けそうです。」
He is the director of two funds which are buying greenfield land in Brazil and existing farms in Canada and starting to farm it. The funds are clearing the land, fertilizing it, irrigating it and hiring farmers and, Rogers said, some day will probably sell the land but that is a remote prospect.
彼は、ブラジルの未開発農地を買うファンドとカナダの既存の農地を買うファンド、二つのファンドのディレクターです。そして農業を始めています。
「ファンドは、農地をきれいにして、肥料をやり、灌漑をしており、そして農民を雇用しています。」とロジャーズ氏は言いました。
「いつの日かおそらく農地を売る時が来るでしょう。しかし、それはまだ先のことでしょう。」
"If I'm right, agriculture is going to be one of the greatest industries in the next 20 years, 30 years."
「私が正しいならば、農業は、今後20年・30年で、もっとも大きな産業のうちの1つになります。」
Food inventories are at their lowest in 50 years, Rogers said, while the oil and mining sectors are also good bets.
「食料在庫はここ50年でもっとも低い水準にあります。また原油や鉱山セクターも良い投資対象です。」とロジャーズ氏は言いました。
"Even if demand goes flat or down, as it did in the 30s, as it did in the 70s, you can still have a nice market," he told CNBC.
「例え、需要は横ばいか下落したとしても、それは30年代か70年代と同じなので、あなたはそれでも良い取引ができます。」
引用元記事
【参考】
1970年以降の世界の穀物の需要量、生産量、期末在庫率の推移(PDF)
期末在庫率は、需要量の増加に対して、作柄変動による主要生産国での生産量の減少が続いたことから、2006/07年度及び2007/08年度には16%台と食料危機と言われた1970年代初めの水準まで低下している。
2008/09年度は、北半球の主要国で天候に恵まれたことなどから消費量を上回る生産量の増加が予想されており、19.1%まで回復が見込まれている。
農林水産省サイトより
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3月日4(ロイター):
米国株の底入れはまだ、ドル売り商品買う可能性=ジム・ロジャーズ氏
著名投資家ジム・ロジャーズ氏は3日、米国株式市場はまだ底入れしていないとの見方を示し、景気が回復するまで持続的な株価上昇はあり得ないと語った。また、ドルを売って商品(コモディティ)を買う可能性があるとした。
同氏はロイターとの電話インタビューで、米政府が経営難に陥った企業を破たんさせる代わりに支援しているため、深刻な景気後退回避に向けた政府の努力は持続的な回復にはつながらないと指摘。
「いずれ直面せざるを得ない痛みを先延ばしにしているだけだ」とし、1990年代の日本の景気対策が奏功しなかったのに対し、通貨危機後のメキシコや金融危機後のスウェーデンなど、痛みを伴う道をあえて選んだ国は立ち直って危機の長期化を回避したと述べた。
米株式相場は政府による巨額の支出を背景に上昇する可能性があるものの「持続はしない」とし、「真の底入れはまだだと思う。景気はさらに悪化する。良好な経済なしに良好な株式市場はあり得ない」と語った。
また、2009年または10年に通貨危機が発生するとの見方を示し、「年内にドルの持ち高を処分したい。少なくともそのつもりだ。ドルはひどく問題のある通貨だ」と表明。代わりの投資先は模索中で、現段階ではあくまで様子見姿勢を維持するとした上で、「すべてコモディティに投資することになるかもしれない。ファンダメンタルズが改善しているのはコモディティだけだ」と述べた。
引用元記事
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