11月18日(サーチナ):
ジム・ロジャーズ氏「米ドルは欠陥通貨、適宜売却する」
米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は最近のインタビューでこのほど、「米ドルは欠陥通貨だ」と発言した。しかし足元、米ドルが短期的に上昇する見込みから、完全には手放さない方針であることも付け加えた。理財が18日付で伝えた。
同氏は「現在のドルの反発上昇は、単純に空売りの影響を受けているだけ。ドル高の歓迎ムードが現れれば、“米ドルの売り時”を意識するべき。なぜなら米ドルには欠陥があるから」と述べ、米ドルの長期所有に対する注意喚起を促した。
コモディティについて、「商品市況の周期は需給関係に影響を受けやすいため、現在の市場にも恐慌的な投げ売り現象が存在している。しかし経済が永続的に低調であることはなく、商品の価格は必ず正常な水準に戻す」と発言、商品市場への明るい見解を語った。
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11月14日(サーチナ):
ロジャーズ氏「中国A株はチャンス、不動産株に興味なし」
米国著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、「金融危機による世界経済は後退しているが、中国A株にはまだチャンスがある」として自身の中国株投資を公表した。しかし中国の不動産株には高リスクを理由に「興味なし」の姿勢を示した。全景網が14日付で伝えた。
同氏はソウル国際金融カンファレンスが行われている韓国で12日、「中国A株は昨年10月の高値時と比べても75-80%下落している」、「今後の市場も引き続き調整が加わるはずだ。投資家は十分にこのチャンスを生かすべき」と発言した。
しかし、ロジャーズ氏は中国の不動産株に対しては消極的で、「金融危機が激しさを増すほど、中国の一部の不動産デベロッパーは倒産の危機に陥る可能性がある。不動産株の購入はリスクが非常に大きい」と言及した。「現在、全世界の金利水準が低すぎるため、債券投資は非常に不利。今後10-20年の間に、債券市場は落ち込みを見せる」とも。
一方、同氏の商品市場に対する好感触は続いている。同氏は「現在の調整局面を経て、原油などの価格は反転上昇する」と予想した。
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