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8月12日(FujiSankei Business i):
粗糖不足、先物相場が急騰 産地のブラジル、降雨で打撃



 インドやブラジルでサトウキビが被害を受けており、世界の砂糖供給が2年連続で不足するとの見方が強まっている。

 粗糖相場は今年に入って76%高騰し、先週には20.85セントと、1981年4月以来の高値に達した。

 著名投資家でロジャーズ・ホールディングスの会長を務めるジム・ロジャーズ氏は6日、シンガポールでのインタビューで「粗糖が強気相場の間にさらに大幅に上昇するのは確かだ」と予想。「粗糖相場は依然、過去最高値を70%下回る水準にある。1974年の水準を70%下回っている銘柄はそう多くない。粗糖相場の将来は素晴らしい」と語った。


引用元記事


【参考】

粗糖短期チャート(1年・2008年8月~2009年8月)

粗糖長期チャート(約50年・年1961~2008年)

 それぞれクリックすると拡大したチャートが見れます。
 両方とも縦軸はセント・横軸は年月を表しています。

 チャートをみると、短期では急上昇している粗糖ですが、長期では1974年に66セントをつけたのをはじめもっと高かった時期が何度かあることがわかります。
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Jim Rogers Says U.S. Commodity Curbs to Drive Markets Overseas

8月6日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏
「コモディティ規制は市場を海外に追い払うことになります。」



U.S. proposals to place curbs on commodities trading will drive business overseas, particularly to Asia, said Jim Rogers, chairman of Rogers Holdings.

 米国のコモディティ取引を規制するという案は、ビジネスを、海外、特にアジアに追い払うことになるでしょうとジム・ロジャーズ氏は言いました。


“It is remarkable because America is shooting itself in the foot again,” he said in an interview in Singapore today. “It’s going to drive the business away and the rest of the world is going to welcome it with open arms.”

「それは注目に値します。なぜなら米国は再び自ら墓穴を掘っているからです。」と彼は本日シンガポールでのインタビューで言いました。
「それはビジネスを追い払うことになるでしょう。そして他の国は両手を広げてそれを歓迎するでしょう。」


“The end result is going to be Singapore, or Hong Kong, or Shanghai or who-knows-where” will be “quite happy to take that business,” he added.

「最後には、シンガポールか香港か上海か、または何処ともしれぬところがその仕事を引き受けて喜ぶことになるでしょう」


As the U.S. contemplates tighter regulation, China’s interest in commodities is accelerating, Rogers said. The world’s most populous country already accounts for about one- third of global copper usage. It also accounts for about one- sixth of wheat demand and one-fifth of soybeans, according to the U.S. Department of Agriculture.

「米国が厳しい規制を考えているため、中国のコモディティへの関心に高まっています。」とロジャーズ氏は言いました。
 世界でもっとも人口の多い国(中国)は、すでに世界の銅消費量の3分の1を占めます。また米国農務省によると、世界の消費量で小麦は6分の1・大豆は5分の1の割合を占めます。


“The three commodity exchanges in China are booming,” he said. “Dalian trades more soybean contracts than Chicago does already, and that’s with a blocked currency, a closed market. Can you imagine what’s going to happen if and when they open that market up to foreigners? It’s going to explode.”

「中国の3つのコモディティ市場は急発展しています。すでに、大連取引所の大豆の取引数はすでにシカゴを抜いています。これは封鎖通貨の閉じられた市場でのことです。
 もし彼らが、外国人にも市場を開いたら、その時に何が起こるか想像できますか?取引数は爆発的に増加するでしょう。」



引用元記事

  米国では、コモディティ取引の規制として、一律に持ち高制限・ポジション開示などが検討されているようです。

参考:
商品市場の規制強化に真剣な米当局、つきまとう流動性低下の懸念
=アストマックス 江守氏


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