先日、ブルームバーグから、ジム・ロジャーズが「ユーロはこの先15-20年はもたないだろう。統一通貨がこれまで存続した例はない」という大胆発言をしたという記事がありましたが、その詳細記事がサーチナから出ました。
11月04日(サーチナ):
ジム・ロジャーズ氏「ユーロは15-20年で消滅」と発言
米国の著名投資家ジム・ロジャーズ氏はこのほど、オランダのアムステルダムで行われたABNアムロ銀行主催の投資者会議に出席し、「ユーロは『政治通貨』であって『経済通貨』にはなりえない。15-20年で消滅するだろう」と大胆予測した。聯合報網が2日付で伝えた。
同氏は「ユーロはあくまで『政治通貨』。世界でもかつて統一通貨が成功したことはない」と言及、「経済通貨」としてのユーロの可能性を否定した。「ユーロの構想自体は評価するものの、ユーロ通貨圏の各国指導者は今後、国内の経済問題をユーロに“責任転嫁”し、EUに対してユーロ政策の緩和や撤退を求めるだろう」とも予測し、通貨崩壊を予見した。
一方、同氏は現在のユーロに対しては高く評価している。「現在のユーロには米ドルほどのマイナス要素はない米ドル資産をすべてユーロに換金する可能性もある。最近の米ドルの上昇は投資家が招いたもので、米ドルは資金の『避難所』にはならない」とも述べている。
引用元記事
ユーロが将来的に無くなるだろうと予測していても、今投資先としてなしというわけではないようです。
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