3月17日(ブルームバーグ):
米政府の企業救済は恐慌招く恐れ、AIG破たん容認を-ロジャーズ氏
著名投資家のジム・ロジャーズ氏は 17日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米政府による経営破たん企業の救済について、健全な企業から資本を奪い取るもので、世界経済を恐慌に追いやるリスクがあると警告した。
同氏は「米政府は有能な人々から資産を取り上げて、役に立たない人々に与えている。それは悪い経済学だ」と批判。米政府の公的管理下にある保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)については、破たんを容認すべきだと付け加えた。
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3月17日(ブルームバーグ):
AIG、ボーナス詳細情報開示迫られる可能性-NY司法長官が召喚状
シンガポールの投資会社ロジャーズ・ホールディングスの会長で著名投資家のジム・ロジャーズ氏は「AIGを経営破たん寸前に追い込んだ者たちに、なぜ多額の金を支払うべきなのか。わたしには理解できない」と述べた。
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3月9日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏:FRBは米国債購入開始の公算、弱気相場回避へ
著名投資家のジム・ロジャーズ氏は9日、米連邦準備制度理事会(FRB)が借り入れコストの抑制を図るため、近く米国債の買い取りを開始し、それが弱気相場の回避に役立つ公算が大きいと述べた。
バーナンキFRB議長は今月7日、FRBが米景気の回復に向けて、「あらゆる可能な手段」を活用する方針を表明した。ロジャーズ氏はこの発言はFRBによる買い取りが近いことを示唆するものだと指摘。また、過去最高水準にある政府の借り入れがのちのち損失につながると予想した。
ロジャーズ氏は「各国政府が膨大な借り入れを行っている。歴史を振り返ると、そうした行動はこれまで債券市場で問題を引き起こしたし、今回もそうなるだろう」と指摘した。
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