1月20日(中央日報)
投資の鬼才ジム・ロジャーズ氏、「韓国株すべて売却した」
「金融界のインディ・ジョーンズ」「商品投資の鬼才」などと呼ばれる投資家のジム・ロジャーズ氏が、最近になり韓国株をすべて売却したことが確認された。毎日経済新聞が20日付で報じた。株を売却した理由は、韓国の金融機関の規制のため。ロジャーズ氏は毎日経済新聞とのインタビューで、「韓国(の株)に投資したいが、韓国は資金移動に面倒な点が多い。昨年10月から買い入れた株を1~2週間前にすべて売却した」と明らかにした。また、「韓国のある銀行に(保管した)株を同じ銀行の他の支店に移そうとしたが、銀行から株を他の支店に移すなら売却しなくてはならないと伝えてきた。こんなことならばこれ以上投資は難しいと判断して売却することにした」と述べた。
ロジャーズ氏は、「このような規制がある国があるのか知らないが、ドイツではこういう問題は発生しなかっただろう」と指摘した。ロジャーズ氏は中国でもこうした対応は受けたことがないとしている。
引用元記事(一部抜粋)
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1月20日(サーチナ)
ロジャーズ氏苦言「米財政のまずさは銀行つぶす可能性も」
米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は19日、香港で行われたアジア金融フォーラムで、「今後1-3カ月の間に米国で再び銀行の倒産があるかもしれない」と予測、米経済の先行き不透明さを強調し、人民元が今後の「国際通貨」の役割を担う可能性を示唆した。中金在線が20日付で伝えた。
同氏は「米国は現在、これまでの債権国としての立場から、世界で最も負債の多い国に変わってしまった。外国債の総額は13兆米ドルを越え、12-15カ月に1億米ドルのペースで増えている。そのため、米政府は市場救済のため大量の紙幣発行を行っているが、将来的に米国の為替相場を崩壊させかねない。往年の英ポンドの大暴落のように、米ドルは今後、国際通貨としての地位を失うだろう」と述べ、米政府の金融政策を批判し、投資家に米ドル相場の好転を機に、米ドル資産のポジションクローズを呼びかけた。
このほか同氏は「短期的にはユーロが米ドルを席巻するだろう。しかし10-15年後には人民元の自由化が進み、人民元が米ドルに取って代わるだろう」とも予想し、人民元の価値を高め、香港の国際的な競争力を維持するため、香港ドルはドルペッグ制の廃止後、人民元の自由化に伴い使用停止するべきと述べた。
引用元記事
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