ジム・ロジャーズの、アメリカドルについてのコメントです。
Rogers: Dollar to Decline 90 Percent
12月16日(moneynews.com):
ロジャーズ氏:ドルの価値は90パーセント減少する
The dollar today not as strong as it once was when compared to the Euro or the Yen, Rogers said.
「今のドルには、ユーロや円に比べた時、かつての強さがありませんとロジャーズ氏」は言いました。
"The dollar may be a doomed currency in our lifetimes," said Rogers. "I don't like saying it."
「ドルは、我々の生涯の中で、破滅する運命にある通貨かもしれません」と、ロジャーズが言いました。
「私は、それを言うのが好きでありません。」
Like the pound, the value of the dollar may decline by up to 90 percent in the coming years, said Rogers.
「ポンドのように、ドルの価値は来るべき年までに90%減少するかもしれない」とロジャーズ氏は言いました。
引用元記事
【参考】ユーロ/米ドル日足チャート
↑ユーロ高米ドル安 ↓ユーロ安米ドル高
円以外のユーロなどの通貨に対しては米ドルは上昇していると思っていましたが、気が付けばユーロに対しても弱くなってきているようです。
「ポンドのように、ドルの価値は来るべき年までに90%減少するかもしれない」の、90%減少というのが何を基準とした下落なのかわかりませんが、90%下落といってもドル円が10円以下になるとか、そういう話ではないと思います。
ドル円については、今年の4月に雑誌インタビューで、「ドルの下げ相場はこれからが本番だと見ている。対円でいえば、(1995年に記録した)1ドル79円の更新も必至だ。」と、具体的な数値を述べています。(
参考記事)
この頃はにわかに信じがたい数字でしたが、今となってはかなり現実味を帯びてきました。
どちらにしても、ジム・ロジャーズが米ドルにはかなり悲観的なのは間違いないようです。