11月14日(サーチナ):
ロジャーズ氏「金融危機はオバマ次期大統領にも原因」
14日付中国新聞社電によると、ソウル国際金融カンファレンス出席のため韓国を訪れた米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は、米次期大統領のオバマ氏が保護主義的な発言を繰り返してきたことに懸念を示した。
ロジャーズ氏は、「オバマ氏はこれまで、保護貿易政策とキャピタルゲイン税の引き上げなどを打ち出してきた」と指摘。「歴史を振り返れば、保護貿易主義は災難を巻き起こしてきた」と述べ、「金融危機の原因のひとつは、市場がオバマ氏当選を予測したことにもある」と主張した。
同氏は望ましいシナリオとして、「これまでのオバマ氏の発言は、選挙対策にすぎなかった」、「市場の状況を観察することにより、当選したオバマ氏が保護主義のもたらす結果を悟る」などと述べ、オバマ氏が大統領当選までの方針を修正することに期待を示した。
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11月14日(サーチナ):
ロジャーズ氏「中国は調整期、農業関連で絶好の機会」
14日付中国新聞社電によると、ソウル国際金融カンファレンス出席のため韓国を訪れた米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は、取材に対して「中国は経済発展の歩みを進める上で、調整期に入ったと考えている」などと述べた。
ロジャーズ氏は「この種の調整期は、投資家にとって絶好の機会になりうる。チャンスを捉えなければならない」などと述べた。有望セクターについては、「以前に言ったことと同様」として、「今後20年間は、農業とその関連分野が投資家に絶好のチャンスを与えるだろう」との考えを示した。
同氏は「現在も中国株を買い続けている。韓国企業も1銘柄を買った」、「この不況時にあっても、電力関連とアジア観光は期待できる」などと述べた。さらに「中国株を手放す気はない。5歳になる娘がいるが、大人になったら譲るつもりだ」と語り、中国株は長期投資の対象としている考えを、改めて示した。
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