ダイヤモンドZAI(ザイ)の7月号にジム・ロジャーズのインタビュー記事が2ページ載っています。

ダイヤモンド ZAi (ザイ) 2008年 07月号 [雑誌]


【一部抜粋】
　ただし最近は、「商品にとても強気だ」とは言わないようにしている。長期的にはコモディティは上昇基調だという考えに変わりはないが、短期的にはしばらく調整が入ると見ているからだ。


　ジム・ロジャーズのインタビュー記事は本誌ではなく、付録の「知識ゼロからの先物取引超入門」という別冊に掲載されているのですが、いつもコモディティ(商品)に強気のジム・ロジャーズがこういう企画の時にコモディティ(商品)に弱気とは皮肉なものです。
　最近、ジム・ロジャーズへのインタビュー雑誌記事が多いですがそれはコモディティ(商品)市場の過熱感を表していると言えるかもしれません。

　現在、ジム・ロジャーズが投資している新興国は中国だけですが、他にも注目している国があるとのことです。

5月30日（マネーエクスプレス）：
これから注目する新興国とは！？

　「新興国で私が投資している国は中国だが、いま興味を持っている国はミャンマーとカンボジアだ。これらは物価が非常に安く、証券取引所すらなかったりするが、将来が興味深い国だ」

　「誰もが注目している所に私は興味がない。ベトナムはすばらしい国だが、世界で最も株価が上がった国の一つだ。そういうところに投資する意味はあるのか」

引用元(記事を見れるのはメールマガジン登録者のみ)

Cambodia Draws Interest of Jim Rogers, Private Equity

5月14日（ブルームバーグ）：
カンボジアがジム・ロジャーズ氏の興味を引き付ける

``Cambodia does have a lot of natural resources, it does have an ambitious population, and it does have some assets,'' said Singapore-based Rogers, who co-founded the Quantum hedge fund with George Soros during the 1970s, and is now chairman of Rogers Holdings. `Most countries that come out of something like they have are inclined to be pretty safe for a while because they're trying to get money in.''

　「カンボジアには、豊富な天然資源、野心を持っている人々、そしていくらかの資産があります。」とジム・ロジャーズは言いました。
　「それら投機資金を引き付ける要素を持つ国への投資は、少なくとも短期的には安全な場合が多い。」

引用元記事