ジム・ロジャーズが、アメリカドル建てで資産を農業関連商品などに避難させる可能性があるという記事です。
11月12日(ブルームバーグ)
ドル建て資産売却し農業関連商品に投資も
投資家ジム・ロジャーズ氏は12日、早ければ数週間後にドル建て資産を売却し、農業関連の商品に投資する可能性があることを明らかにした。
ビーランド・インタレスツの会長を務める同氏は香港の記者団に対しシンガポールからのテレビ会議放送を通じ、「今後数週間から数カ月後には、私の全資産を米ドル建て以外にすることを望んでいる」と語った。
ロジャーズ氏は、商品について、供給の伸びが需要に追いついていないと指摘した上で、それが商品を米ドルから資産を動かす場合の「最良の投資対象の1つ」にしているとの見方を示した。
同氏は、中国人民元の完全交換性が実現し、香港が香港ドルを廃止して、人民元を採用すれば、香港は中国本土との貿易の効率性と収益性を改善することができるとも話した。香港には「世界で最も驚異的な経済になりつつある巨大な隣人がいる」と説明し、香港ドルの状況について、「米国でミシシッピ州だけが特別な通貨を使い、残りの州すべてが米ドルを使っているようなものだ」との例えを示した。
同氏は、人民元の完全交換性が2008年の北京オリンピックか10年に上海で開催される万国博覧会までに実現しても驚かないとも述べた。
引用元記事
アメリカ株は下げ続け、アメリカドルも日本円にたいしても下がり続けています。
アメリカ利下げの後は楽観的な意見が多くアメリカ株も反発していましたが、だんだんとジム・ロジャーズが警告していた通りになってきてしまいました。