US Must Stop Printing Money, Copy Europe: Rogers
8月30日(CNBC):
米国はお金を刷るのをやめなければなりません。
ヨーロッパを真似るべきです。
The United States needs to stop printing money and take on austerity measures like the Europeans did, in order for the economy to recover, said billionaire investor Jim Rogers, chairman of Rogers Holdings.
「米国は、経済を回復させるために、お金を刷るのを止めて、ヨーロッパのように緊縮政策をとる必要があります。」
"I'd rather have the Europeans running the U.S. Central Bank than the people running the U.S. central bank, least they know how to try to build for the future," Rogers told CNBC Monday.
「今、米国中央銀行を運営している人々より、ヨーロッパの人達に米国中央銀行を運営させたほうがマシです。少なくとも彼らは、どのように未来をつくるかを知っています。」
“In America, Bernanke just says we'll print more money, we'll spend more money, even though the United States is now the largest debtor nation in the history of the world."
「現在の米国は、世界の歴史上最大の債務国であるにも関わらず、米国内では、バーナンキが、我々はもっとお金を刷って、もっとお金を使うと言っています。」
(参考ニュース)
Rogers reiterated that economies in trouble should be allowed to go under, like bad companies.
ロジャーズ氏は、業績の悪い会社と同じように、困難に陥っている経済も失敗させなければならないと繰り返し言いました。
"The things that have worked in the past... will be you go bankrupt then you re-organize and you start over. You have a painful period for awhile, and then you start over. This has been done in the past 3 or 4 thousand years, and that's the way you do it," said Rogers.
「過去に上手くいっていたものを破産させ、再編成してやり直します。しばらくは苦しい期間が続くでしょう。その後に、やり直します。
これは過去3000年・4000年の間に行われてきたことです。これが、上手くやる方法です。」
"Trying to push the problem out to the future, and printing money, we just had another example here in the U.S., it didn't work and it's not going to work."
「問題を未来に先送りしようとして、お金を印刷して、我々はもう一つの実例を米国で見ました。それは上手くいかなかったし、この先も上手くいかないでしょう。」
Rogers said that with central banks "flooding the world with money", the only place to invest right now is in real assets, whether it's in "silver, or rice or natural gas".
「中央銀行が世界をお金であふれさせているので、現在投資できる唯一の場所は実物資産だけです。それが、銀か米か天然ガスかは関係ありません。」
とロジャーズ氏は言いました。
引用元記事(一部抜粋)
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8月25日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏:
中国など各国中銀は利上げすべき-インフレ抑制
著名投資家ジム・ロジャーズ氏は、中国を含めた世界各国はインフレ抑制に向けて政策金利を引き上げるべきだとの見方を示した。
ロジャーズ・ホールディングスの会長を務める同氏はシンガポールから電話インタビューに応じ、「どの国も金利を引き上げるべきだ。金利は世界中で低過ぎる」と述べた。
その上で、「世界経済が改善すれば、商品需要にプラスだ。世界経済が改善しなければ、株式では大きな損が出るだろう。それに連れて、政府はさらに量的緩和をすすめるだろう。」と指摘した。
ロジャーズ氏は、ここ2日間に発表された経済指標で、7月の米中古住宅販売件数が統計開始以来で最大の落ち込み(参考:ニュース記事、チャート・過去数値)となり、日本の輸出の伸びが5カ月連続で鈍化(参考ニュース記事)したことに言及。
世界経済のリセッション(景気後退)は長引くリスクがあると指摘した。
その上で、「まだ最初のリセッションから脱却していない。米国と欧州の景気減速が続けば、影響は全世界に広がる」とし、中国経済は欧米の10分の1、インドは中国の10分の1と指摘。「われわれを救済できはしない」と述べた。
ジム・ロジャーズ氏は、新興市場資産と株式のポジションをショート(売り持ち)に、商品をロング(買い持ち)にしていると語った。
その上で、「商品相場は、上昇率が年5-6%とどまるにしても、次の10年の間には過去最高を更新するだろう」と述べた。
さらに、中国株が世界金融危機の余波で2008年に65%下落したのと同様の大幅下落があれば買いを再開すると述べた。
同氏は08年の下落以降は中国株を買っていないという。
引用元記事(一部抜粋・一部英語原文を元に改変)
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