10月1日(アジアンバリュー ):
米金融危機「私はこう見る」ジム・ロジャーズ氏
-下院の安定化法案否決をどう思うか。
「正しい選択だ。これにより米経済は、短期的に企業破綻などの悪影響を受ける。だが、長期的には健全化が早まるだろう。ウォール街の連中を救うために納税者のお金を使うべきではない」
-米国が金融機関救済のために大量の資金供出をした場合はどうなるのか。
「危機が長引く。また米政府は、間違いなく追加の資金供出を迫られるだろう。米国はバブル崩壊後の日本政府の失敗を繰り返してはならない。
日本政府は倒産すべき企業を守っため「失われた10年(lost decade)」を招き、18年後の現在も影響を引きずっている。米政府は70年代、市場に介入して長期のスタグフレーションを招いたことも思い出すべきだ。
市場経済に介入しなければ、危機は短期間で最悪の事態を迎えた後、数年で健全化するだろう。」
引用元記事
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For, Against Uncle Sam's Bailout
9月22日(The New York Sun):
アメリカ政府の救済策に反対です。
The exact details have yet to be spelled out, but an internationally known global money manager, Jim Rogers, a transplanted New Yorker now residing in Singapore, is denouncing Uncle Sam's estimated $700 billion rescue package, saying he's convinced the fallout from the bailout would be disastrous.
正確な詳細はまだ明らかにされていませんが、ジム・ロジャーズ氏は、アメリカ政府の7000億ドルを見積もった救済策は、その後遺症として悲惨な結果を招くことになるいると言って非難しています。
"It's astonishing, devastating, and very harmful for America and American citizens," he tells me. "It means we're in for the worst recession since World War II, as well as higher long-term interest rates, higher inflation, higher taxes, a weaker dollar and substantially lower stock prices."
「それはアメリカとアメリカ国民にとって驚くべきもので、破壊的で、非常に有害です。」と彼は話しました。「それは、より高い長期金利、より高いインフレーション、より高い税、より弱いドルそして相当な株価の低下を招き、第二次世界大戦以来最悪の景気後退に直面することを意味します。」
Addressing the explosive two-day Dow Jones Industrial Average rally of nearly 779 points, Mr. Rogers ridicules the buying binge, insisting that investors "were foolishly sucked in by hysteria and a buying panic. I wouldn't buy now because it's insane." Describing the rise as artificial and unsustainable, he contends "it's only a matter of time before reality sets in and the market heads down again."
2日間で焼く779ポイントという急激なダウ平均株価の反発について「現在買っている投資家は、ヒステリーと買いパニックによって愚かに吸い込まれていった。」と話しました。「それは正気ではないので私は今買いません。」
その上昇は不自然で維持できないと話し、彼は「再び市場が下がりはじめるのは時間の問題です。」と主張しました。
引用元記事
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