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Interview: Jim Rogers on Chinese Economy, Yuan Policy, and GM

8月14日(IBTimes):
中国経済・人民元政策・GMについて
ジム・ロジャーズ氏インタビュー



IBT:
But what about the argument that you should keep production in your country, gain competency, and move up the technology ladder?

IBT:
(ジム・ロジャーズ氏の人民元は開放して自由交換通貨にすべきだという意見に対して)
 しかし、国の生産量を維持し収入を得て、そして工業技術を高めなければならないという主張についてどう思いますか?


Jim Rogers:
Historically, the countries that have closed off have gone into decline. In 1962, Burma was the richest country in Asia. They closed their economy and country in 1962, and now they are one of the poorest in Asia.

In 1957, Ghana was the richest country in the British Empire. But in 1957 they closed their economy, their country, to outsiders and within eight years, they were bankrupt. I can go on and on. Historically, closing off to the outside world has not been a very prosperous way to develop.

ジムロジャーズ氏:
 歴史上、閉鎖した国々は衰退していきました。
 1962年、ビルマはアジアでもっとも豊かな国でした。彼らは、1962年に彼らの国と経済を閉ざしました。現在、彼らの国はアジアの最貧国の一つです。
 1957年、ガーナは大英帝国でもっとも豊かなでした。しかし、彼らは、1957年に外部の人間に彼らの経済と国を閉ざしました。8年以内に、彼らは破産しました。
 私に言えるのは、歴史上、世界に対して閉鎖的になるのは、発展するのに良い方法ではありません。


You need outside ideas, outside capital, and outside competition. Competition makes things better, not worse. Some people obviously suffer. But in the end, the 1.3- billion Chinese are going to be better off, with better products, better quality, and cheaper products. Closing off has never worked.

 外部の知識、資本、そして外部との競争は必要です。競争は状況をより良くします。悪くしません。一部の人々は確かに苦しみます。しかし最終的には、13億人の中国人は、より良い品質と低価格の製品で暮らしは良くなります。閉鎖することは上手くいきません。


IBT:
But what about the automobile industry in the U.S.? Hasn't opening up and competition hurt it?

IBT:
しかし、米国の自動車産業についてはどうですか?
開放して競争したことで自動車業界は傷ついてませんか?


Jim Rogers:
The U.S. automobile industry is a perfect case of how not to do it. It's a textbook example. In 1965, General Motors was the largest corporation in the world and the most successful. [They were] debt-free [and had a] gigantic market share.

ジムロジャーズ氏:
 米国の自動車産業は完全に競争をしなかったケースです。それは典型的な例です。1965年、GMは世界でもっとも巨大で成功した企業でした。負債もなく市場シェアも大きかったです。


But the Japanese started coming. Brought in cheaper cars, better quality cars. The American automobile industry didn't react, didn't compete. Unions kept on demanding more and more benefits, management kept on giving them away with little vision of what the future would hold, and eventually it led to bankruptcy.

 しかし、日本人が進出し始めました。低価格で品質も高い自動車を持ってきました。米国の自動車産業は対応せず、競争しませんでした。組合はますます多くの利益を要求し続けました。経営陣は、殆ど将来のビジョンもなく、彼らに利益を配り続けました。結局、それが破産の原因となりました。


By the end, the cost of a GM car had several thousand dollars of workers' benefits in it. No way it could compete with Koreas, the Chinese, or Japanese or anybody else who maintained competitive practices and weren't giving away the store! But when you're fat and fancy, as General Motors was for decades, [well], nobody paid much attention, they didn't care!

 最終的には、GMの自動車製造コストには、数千ドルという労働者の利益が含まれることになりました。韓国人・中国人または日本人や競争力を維持し蓄えを配らなかった他の誰かと競争する手段はありません。数十年に渡ってGMは、まるまると太って自惚れていたが、誰も多くの注意を払いませんでした。彼らは気にかけませんでした。


That's all well and good. Capitalism is replete with examples of companies and individuals that got fat and sassy and didn't see the changes taking place. I mean, you can take a look at the computer industry. Dozens of names that were in the computer industry 15 years ago do not even exist anymore because they didn't pay attention. That has happened in every industry.

 それは、全く結構なことです。
 資本主義では、太って生意気になり変化が起こっているのを見なかった会社や人物の例はいくらでもあります。
 コンピューター産業を見てください。15年前にコンピューター業界にあった何十もの名前は、いまや存在すらしません。なぜなら彼らは変化に注意を払わなかったからです。それは、どの産業でも起こって来た事です。


引用元記事(一部抜粋)


---関連記事---
ジムロジャーズ氏:米国の自動車産業は倒産させるべき
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Interview: Jim Rogers on Chinese Economy, Yuan Policy, and GM

8月14日(IBTimes):
中国経済・人民元政策・GMについて
ジム・ロジャーズ氏インタビュー



IBT:
Do you have a rough time-line of when China's GDP will surpass the United States' GDP? They just passed Japan, according to one Chinese official.

IBT:
 あなたは、中国のGDPが米国のGDPを越えるのはおよそいつ頃かわかりますか?中国の公式発表によりますと、彼らは日本のGDPを越えました。参考記事


Jim Rogers:
I have no idea. I know we can sit down and do the arithmetic, but that's rarely the way to do anything because projecting past occurences into the future rarely works. I think the World Bank says by 2020. They're just extrapolating the present trend, first of all. Second, the World Bank has never been right about anything, so I'm sure they're not right about this either.

But to answer your question, I have no idea. I know that China is on the rise, and at least relatively, America is on the decline.

ジムロジャーズ氏:
 私にはわかりません。算数で計算することはできます。しかし、それは滅多に当たりません。なぜなら、過去に予測した未来での出来事は滅多に起こらないからです。
 確か、世界銀行は2020年までに越えると言っていたと思います。彼らは、単に現在の傾向から推定しているだけです。何事についても世界銀行が正しかったことはありません。私は、今回の予測についても彼らは正しくないと確信しています。
 中国のGDPがいつ米国を越えるかはわかりませんが、中国は上昇しており、少なくとも米国は相対的に下落しています。


IBT:
What do you think about China's currency policy?

IBT:
 中国の通貨政策についてどう思いますか?


Jim Rogers:
No economy can become world class with a blocked currency. That's never happened in history. Throughout history people with blocked currencies have eventually declined. China knows that; I'm not the only person who's read some history.

ジムロジャーズ氏:
 いかなる経済も封鎖通貨で世界水準になることはできません。
 それは、歴史上これまで起りませんでした。歴史上、封鎖通貨を持っていた人々は結局衰退していきました。中国はそれを知っています。歴史を知っているのは私だけではありません。


They have been opening their currency for the past five years. Every quarter, every year, they open a little more. I thought they would have made it freely convertible by now. In my view, it's good for China, good for the Chinese [people], and good for the world. The sooner they make it convertible, the better.

 彼らは、過去5年で彼らの通貨を開放していきました。毎4半期、毎年、じょじょに開放してきました。
 私は、今頃は彼らは通貨を自由に交換できるようしているだろうと思っていました。私の考えでは、それは中国や中国の人たちそして世界にとって良いことです。
 少しでも早く通貨を交換可能通貨にするのが良策です。


I cannot tell the Chinese what to do; I don't want to tell them what to do. But yes, they are opening up and it has been good for the world so far. It's certainly been good for many parts of the world [that] sell to China; [they are] much, much better off than they were 20 years ago. So something has gone right. [China is] going to have to open their currency and make it completely convertible some day.

 私は、中国に何をしたらよいかを言うことできません。私は、彼等に何をしたらよいかを言いたいとは思いません。
 しかし、彼は徐々に通貨を開放しています。世界にとって今までのところそれは良いことです。中国に販売する世界の多くの地域にとって、それは確かに良いことです。中国は、20年前よりとても暮らしが良くなりました。上手くいき始めました。
 中国は、彼らの通貨を開放しなければならないでしょう。彼らの通貨はいつか完全に交換可能通貨となるでしょう。


Again, I thought they would have done it by now. China doesn't have anything to worry about anymore. They are the second largest economy in the world and they have gigantic foreign exchange reserves. I don't think they should worry, but they seem to be worried for whatever reason.

 私の考えでは、今ごろ彼らは完全に交換可能通貨としていると思っていました。
 中国は何も心配する必要はありません。中国は世界で二番目の経済国です。中国は巨額の外貨準備高を持っています。私は彼らは心配する必要ないと思いますが、彼らはいかなる推測についても心配しているようです。


IBT:
So you have any idea what that reason is? What are they worried about?

IBT:
 それは、どんな推測がご存知ですか?彼らは何を心配しているのですか?


Jim Rogers:
I know they say in the press that if the currency goes up, China will suffer. That may be correct. I would point out though that the Japanese yen has gone up 400 percent over the past few decades and Japan still has a balance of trade surplus.

ジム・ロジャーズ氏:
 彼らは報道で、もし通貨が上昇すれば中国は損害を被ると言っています。それは正しいかもしれません。
 しかし例えそうだとしても、日本円はここ数十年で400パーセント上昇しているが、彼らの貿易収支は黒字だったとを指摘したい。

I would also point out that if the currency goes up in China, many people would benefit. They import all their cotton. They import oil. Everything they import would go down in price, so a lot of people would be better off!

 また、通貨が上昇すれば、中国の多くの人々が恩恵を受けることができます。彼らは自分たちの綿を完全に輸入しています。彼らは原油を輸入しています。彼らが輸入している全ての物は値下がりします。多くの人々の暮らしは良くなるでしょう。

They are worried about the people [like exporters] who might be worse off rather than the people who would be better off.

 彼らは、暮らしが良くなる人たちより、状況が悪化するかもしれない輸出企業の心配をしています。



引用元記事(一部抜粋)

 上記の記事を見て、中国の綿について調べてみたのですが、中国は世界最大の綿花生産国であるにも関わらず、世界最大の綿花輸入国のようです。(ちなみに世界最大の綿花輸出国は米国です。)
 中国の綿花加工品についての統計がなかったのですが、おそらく上記記事の“中国は自分たちの綿花を全て輸入している”というのは、輸出加工品に使われる綿花の量が中国国内の綿花生産量を上回っているということだと思われます。

世界の綿花(生産量、輸出量、輸入量の推移)


 中国のGDPについて疑念の声はありますが、ついに日本のGDPを越えてしまったようですね。
 世界で二番目のGDPを誇る経済大国というのが、何だかんだ言って数十年日本の自慢だっただけに日本人としては正直少し寂しいですね。


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