ジム・ロジャーズの見通しとして、日本・中国・シンガポールの少子高齢化対策の見通しは、中国・シンガポールはポジティブ、日本はネガティブのようです。
仮に私が中国に関する見方を変える可能性があるとしたら、それは1人っ子政策の後遺症がますます悪化し、少子高齢化が劇的に進行してしまう場合だ。
しかし、今のところ私は大丈夫だと判断している。既に中国は政策の変更を始めているし、適切に対処できるだろう。
彼らはこの問題に先に直面している2つの国をすぐ近くで見ているからだ。台湾と日本だ。
日経マネー 2013年 11月号
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■シンガポール
シンガポールは移民国家だからこそ、この40年、世界でもっとも成功した国となった。
移民は国家に活力や知恵、資本をもたらす。
■中国・東南アジア
米国、欧州は借金まみれ。
日本は加えて少子高齢化にあえぐ。
21世紀に中国と渡り合える国はない。
(中略)
世界各国の華人の7割を抱える東南アジアと、中国の経済は「互いに利益をもたらす相利共生の関係にある」と指摘し、東南アジア経済を「とても楽観的に見ている」と話す。
毎日新聞 2013年8月20日朝刊より
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