1月13日(ロイター)
世界の債権国、米国債投資を手控える恐れ=著名投資家ジム・ロジャース氏
著名投資家のジム・ロジャース氏は12日、経済の危機的状況が続くなか、対米債権国の多くは米国資産のなかでもとりわけ国債への投資を手控え始める恐れがあるとの見方を示した。ロイターとの電話インタビューで述べた。
同氏は「わたしが中国人だったらこれ以上米国債を買わないだろう。利回りが30年間で2.5%、あるいは4%か4.5%としても、米政府に資金を出す人がいるとは想像できない」と述べた。
「すべての主要債権国は今後、少しずつドル資産を減らし一段と分散投資を拡大するだろう。ドルから、そして長期債からは遠ざかるだろう」と語った。
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