今週の週刊ダイヤモンド(2008年4月19日号)に“伝説のトレーダーが明かす「だから私はドルを売る」”というタイトルで、ジム・ロジャーズのインタビュー記事が掲載されています。
2ページだけの記事ですが、為替の話を中心とした中身が濃い内容だと思います。
・ドルの下げ相場はこれからが本番だと見ている。対円でいえば、(1995年に記録した)1ドル79円の更新も必至だ。
・今度ドル高に進めば、全部処分する。
・(現在買い進めている通貨は)円、スイスフラン、それになんといっても中国の人民元だ。
・オリンピックと一国の景気を結び付ける議論はナンセンスだ。
・(ユーロを)かなり持っているが、現在買い進めてはいない。円やスイスフラン、人民元ほどの価値を見出せないというのが本音だ。
・今のような時代なら、皆が求める天然資源を保有するニュージーランド、オーストラリア、カナダといったような国々の通貨も堅実だ。カナダはかなりいい。
為替投資で見るポイント・貿易収支が悪化しているか改善しているか?
・外貨準備の価値が増えているか減っているか?
・今後貿易収支・外貨準備がどうなりそうか?
・政府の経済運営の姿勢
・経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)
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