ジム・ロジャーズ氏:
私が22歳の日本人ならば、この先50年の人生を考え、縮む日本を離れてミャンマーなど、これから成長の見込める国を目指すかもしれませんね
Q:
ミャンマーは有望でしょうか
ジム・ロジャーズ氏:
現在、最も将来性があると考えています。
ミャンマー政府は最近、過去50年間の政策の過ちを認め、国を開いて外資を導入すると決めました。まるで鄧小平が政策転換した1978年の中国のようです。
(参考:改革開放)
30~40年後には高い成長を実現しているでしょう。
ただ、米国人の私にとって(米国が経済制裁をしている)ミャンマーに投資することは違法なので、私は投資できませんが
「日経ヴェリタス 2011年10月30日号」 より
ジム・ロジャーズインタビュー記事が2ページ分掲載されています。
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Q:
日本では環太平洋経済連携協定(TPP)への参加と増税・社会保障負担の拡大が政治的なテーマとなっています。
ジム・ロジャーズ氏:
今の日本に必要なのは増税ではなく、減税と歳出の削減です。
日本市場は高い関税や様々な規制によって守られています。障壁のある貿易は、その障壁によって守られている人たちを除けば、製品価格の高止まりなど障害が大きいものです。
TPPを通じた自由貿易の拡大は日本経済の成長を助けるでしょう
「日経ヴェリタス 2011年10月30日号」 より
ジム・ロジャーズインタビュー記事が2ページ分掲載されています。
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