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ジム・ロジャーズ非公式ファンサイトの管理人みかんが書くジム・ロジャーズの情報ブログです。

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 本日のジム・ロジャーズ講演セミナーの内容です。


<世界経済>
 2~3年以内に、債権国と債務国の不均衡により、通貨混乱が起こるだろう。
 食糧価格は上がっていく。2~3年以内に食糧危機が起こるだろう。社会的混乱が起き、いくつかの政府は崩壊するかもしれない。それが、さらに通貨混乱を生む。インドネシアやエジプトで崩壊が起こっている。


<日本>
 人口が減っていることと、財政赤字が問題。100年後には日本人は一人もいないかもしれせん。今は日本への投資を増やしたいと思っているが、5~10年後は疑わしい。
 農地の規制などは変えていくべき。

・日本株
 株を買うなら日本株は候補の一つ。理由は長期に渡り落ち込んでいることと、アジア全体が有望だから
(※但し、ジム・ロジャーズの主な投資先はコモディティ)

有望セクター
赤ちゃん関連 - ジム・ロジャーズはサンリオ・トミーに投資している。
観光関連 - 中国からの観光客により恩恵を受ける旅行産業
コモディティ関連 - 農産物などのコモディティの恩恵を受ける株

・日本円
 短期では上がると期待している。キャリートレードで海外に日本円があふれている日本円が、日本国内に戻ってくるかもしれない。但し、5~10年後に投資しているかは疑わしい。

・日本国債
 買っていない。世界中の債券を買っていない。


<中国>
 共産主義を名乗っているが、中国ほど優れた資本主義国はない。日本にとって最大の貿易国で、中国を無視しないで関わることで大きな利益を得られる。

・中国株
 今は買っていない。中国で何か問題が起こった時に買う。

・人民元
 買える機会がある時には買っている。


<日本と中国の関係>
 日本と中国は共同発展していくべき。日本には資本と頭脳、中国には人口と市場がある。
 私の経験上、日本と中国の若者同士には障壁がない。但し、政治家が問題を大きくする。


<米国>
 米国でも社会的不安は続く。政治は解散などはあるかもしれないが民主的な方法によるだろう。
 米国はいつかデフォルトを選ばないといけない時が来るだろう。
 ただデフォルトにもいくつか種類がある。米ドルを刷りまくる。米ドルは基軸通貨なのでこれが可能だ。ただし、これを続けると遠い将来になるが、誰も米国債・米ドルを買わない状況が起こる
 英国もそうなった。その時、IMFが助けた。(1976年)

・米ドル
 中東・エジプト不安で上昇するかもしれない。上昇したら、その時点で売るかもしれない。


<コモディティ>
 世界経済が良くなっても悪くなっても魅力的な投資先。
 特に有望なのが農産物。農産物は世界的にひどい状況。農産物の不足状態は30年続いている。世界的に農家・農業コミュニティーが不足している。米国でも農家の平均年齢は58歳と高齢化している。


<日本に今回来て食べた好きな食べ物>
・うな重
・神戸牛 昨日銀座で食べたのが、今までで一番おいしかった。


 最後に、榊原英資氏の話も結構良かったです。
 日本は円安政策を取るべきでは?という聴講者の質問に対し、実質ドル安政策をとっている米国との関係でそもそも実現不可能だという榊原英資氏の意見は、元大蔵官僚の経歴があるだけに説得力がありました。
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Silver, rice have great future for the next few years: Jim Rogers

1月4日(ET Now):
銀とコメには素晴らしい未来があります。



What about rare earth metals -- titanium, tantalum, uranium etc. -- in the context of China which produces 97% of global supply of rare earth metal which is now cutting production? What is your outlook for rare earth metals?

Q.
 あなたは、チタン・タンタル・ウランなどのレアアース・メタルについてどう考えていますか?レアアース・レアメタルの世界の供給の97%を占める中国は減産をしていますか?レアアース・レアメタルの展望を教えて下さい。


Well, China does produce 97% of rare earth. Uranium is not a rare earth, but they do produce a lot of uranium as well. The future of rare earth is great. What is happening is the prices are going through the roof because the Chinese do control the supply, but it is pure simple capitalistic economics now. A lot of other people are opening mines because they can make a lot of money and governments are behind the companies opening new mines. So it’s all going to bring a new supply and eventually the price of rare earth will come down again. But in the mean time until the new mines can come on stream, somebody is going to make a lot of money.

ジム・ロジャーズ氏:
 その通りです。中国はレアアースの97%を供給しています。ウランはレアアースではありません。しかし彼らはウランの多くも供給しています。
 レアアースには素晴らしい未来があるでしょう。
 何が起こっているかというと、価格が大きく上昇しています。なぜなら中国が供給をコントロールしているからです。しかし、それは純粋でシンプルな資本主義に基づく経済にすぎません。
 多くの他の人々が鉱山を開いています。なぜなら、多くのお金が稼げるし、政府が新しい鉱山を開くのを後押ししているからです。それらは新しい供給をもたらし、結局のところレアアースの価格は再び下がるでしょう。
 しかし、新しい鉱山が稼動するまでの間に、多くのお金を稼ぐ人もいるでしょう。


引用基記事(一部抜粋)

 レアアースは、一時的には値上がりして、儲ける人もいるとはいっていますが、以前の大和証券のレポートで株式投資で魅力的なレアアース投資をするのは難しいと言っています。


【参考】
5.
世界各地でレアアースの開発が活発化してきているようにも思えます。ロジャーズ氏はレアアースへの投資についてどのように思われますか。

 レアアース投資について問題なのは、中国以外でレアアースの分野に事業展開している企業が極めて限られていて、それらの株価はどれもこれも既に割高になっていることです。レアアースに関連して何が起きているのかは周知の事実ですので、そうした企業の株価は非常に高くなっています。今そうした企業の株式に投資して、いい結果が得られるでしょうか。私自身はシンガポールに上場しているレアアース企業に少しだけ投資していますが、それ以外は株価が以前と比較して非常に高くなっているので、良い投資先が思い当たりません。市場が過熱してすでに天井圏にあると思われる企業には、投資したいと思いません。


引用元


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