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US Faces Retro 70s Inflation: Jim Rogers

10月1日(CNBC):
米国は70年代のインフレに直面しています。



The US faces high inflation because of the weak dollar and the Federal Reserve's policy of printing money to counter the effects of the crisis, legendary investor Jim Rogers told CNBC Thursday.

 米国は高いインフレに直面しています。なぜなら、ドルの価値が下がりFRBは危機の影響に対処するためにドルを印刷する政策だからです。とジム・ロジャーズ氏は木曜日にCNBCで話ました。


Price rises in the US are already steeper than the inflation rate reported by the government, Rogers added.

 米国の物価上昇率は、すでに政府公表のインフレ率より急です。


"There's no question the US is vulnerable to hyperinflation down the road or certainly the inflation we saw in the 1970s, I would expect that to come back in the foreseeable future, certainly in the next few years," he said.

「米国がこれから直面するハイパーインフレや1970年代に起きたインフレで傷つくということには疑問の余地はありません。私は、予測できるここ数年の間にそれが来ると思っています。」


"The true inflation rate in America? It's certainly at least 6 or 7 percent, the US government lies about it, as you know, everybody who shops knows that prices are up, everybody except the US government, and I wish we knew where they shopped so we can shop there too and get good prices."

本当の米国のインフレ率?それは少なくとも6または7パーセントはあります。米国政府は嘘をついています。買い物をする人なら誰でも物価が上がっていることは知っています。米国政府以外の皆さんや私が低価格でそこで買い物できるよう、彼らは一体どこで買い物をしているのかを公表して欲しいです。」


Rogers repeated his view that the Fed's quantitative easing program is "debasing the currency" and said he was "extremely worried" about the fate of the dollar over the long term.

ロジャーズ氏は、「FRBの量的緩和プログラムはが通貨の質を下げている」という見方を繰り返し、長期的なドルの運命についてとても心配していると言いました。


Asia is the region where investors should go, as countries in that region have strong reserves while once-strong economies such as the US and the UK are now in debt, he said. But investors should do their homework.

 アジアが投資家が目を向けるべき地域です。なぜなら、その地域の国々は、米国や英国などのかつて強い経済力を誇っていた国々が借金をしている間に、力強く蓄えてきたからです。


"If you don't know where China is on the map you shouldn't invest any in Asia… but if you know a lot about Asia and know what you're doing, you should probably have a lot in Asia," he said, adding that stock markets aren't attractive now.

「中国が地図上のどこにあるかわからないならば、あなたはアジアに投資すべきではありません。しかし、もしあなたがアジアについて多く知っており、あなたが何をしているか理解しているならば、あなたはおそらくアジアに多く投資すべきです。ただし、今現在その株式市場は魅力的ではありません。」


"I'm not buying shares in any country right now, most stock markets around the world are up through the roof, especially in Asia," Rogers said.

「私は現在どこの国の株も買っていません(※)。世界中の殆どの株式市場、特にアジアは急上昇しています。」


※あくまで“現在進行形で買ってはいません”という話で、“持っていません”ではないです。


引用元記事

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 ジム・ロジャーズは今年の3月にIMFが金を売却すれば、金価格が下落するので長期的にみて金を買う最高の機会が訪れると発言していました。


3月3日(CNBC):

ジム・ロジャーズ
「私はいくらか金を所有しています。もし金が下がったら、私は買い増すでしょう。」
「IMFは金を売ろうとしています。もし彼らがそれを実行すれば、彼らは金の値段を大きく下げることになるでしょう。もし、それが実現したなら、それが長期的にみて金を買う最高の機会になるでしょう。」



引用元記事

 そのIMFが18日に理事会で、保有する金の約8分の1に当たる403・3トン分を売却することを決めたとのことです。


9月19日(共同通信):
IMFが金売却決定 403トン、1兆2千億円分


 国際通貨基金(IMF)は18日の理事会で、保有する金のうち、約8分の1に当たる403・3トン分を売却することを決めた。米メディアによると、売却する金の価格は現在の市場価格で130億ドル(約1兆2千億円)程度になる。

 IMFは金売却で得た資金を運用し収入源を多様化する。収入が減っているIMFの運営を安定させるのが狙い。運用益の一部を低所得国に対する支援にも活用する。

 IMFは金市場への影響を避けるため、各国の中央銀行や政府部門に相対で売却し、直接市場に放出しない。


引用元記事


9月19日(NIKKEI NET):
IMF、金130億ドル分売却 途上国向け融資の原資に


 国際通貨基金(IMF)は18日の理事会で、自らが保有する金403.3トンを売却することを決めた。現在の市場価格で約130億ドル(約1兆 1900億円)で、金融危機の打撃が深刻な新興・途上国向け融資の原資に充てる。各国の中央銀行や公的部門への相対取引なども利用し、金相場への影響は最小限にとどめる構えだ。

 売却量はIMFが保有する金の8分の1、金の2008年の新規供給量(3,468トン)の10%程度に当たる。金の国際価格は最高値水準で推移しており、IMFの売却動向が相場の変動要因になる可能性もある。

 IMFは08年4月に加盟国への融資などを実施していく原資を調達するため、金を売却する方針を固めていた。市場では外貨準備に占める金の比率が低い中国やロシアが有力な買い手になるとみられている。


引用元記事

 共同通信は「直接市場に放出しない」と書いていますが、NIKKEI NETは「中央銀行や公的部門への相対取引なども利用する」と、若干内容にくい違いが見られる気がします。
 金403.3トンを、いつ売却するのか(一気に売却するのか分散していくのか)、どこに売却するのか(中央銀行や公的部門へか市場へか)で価格に与える影響が違ってきそうです。
 またIMFの収入が減っているようなので、今後追加で金売却するのかなどの動向が気になるところです。


【参考】
金価格6ヶ月チャート

金価格チャート 6ヶ月


引用元(違う期間の金価格チャートあり)


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