珍しくベトナム株についての見解です。
6月11日(アジアンバリュー):
ベトナム市場は正常化した
「今回の下落でベトナムの株式市場は正常化した」。世界的に著名な投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほどアジアンバリューの単独取材に応じ、暴落中のベトナム株について意外な見方を示した。
ロジャーズ氏は「可能性が高い国として注目を浴びてきたが、株は明らかに買われすぎだった」として、ベトナム株は最近まで割高だったと振り返った。ホーチミン市場のVN指数は06年中に3.7倍、07年中に2割以上も上昇し、日本を始めとする国外の投資家の間で「新興国株の期待の星」と注目されていたが、ロジャーズ氏は「皆が投資して株価が大きく上がった所には興味がない。バイロー・セルハイだ(安く買って高く売れ)」と見ていたという。
しかし、08年に入りVN指数は64%下落(11日現在)。ようやく「バイロー」の時期になったのか。「正常化したと思うが、明日が底なのか10年後が底なのかは分からない」。
ロジャーズ氏は株価がさえない中国株についても、「底は分からないが買い増した」と語り、長期的な発展が確信できる国には株価の回復を待たずに投資をするスタンスを明らかにした。
特注ベンツで世界116カ国を走破したことがある“冒険投資家”は今年66歳。実年齢より若々しく見え、取材当日もスポーツジムでトレーニングに励んでいた。体力と気力は未だ衰え知らず、といった印象だ。
引用元記事
【参考】
ベトナム VN指数 ベトナム株ってあまりチェックしてなかったけど凄い下げていたんですね
今更ながら新興国バブルの崩壊を感じます。
アジアンバリューの解説によると、ジム・ロジャーズいわく「好きな銘柄はだれも興味を持っていない銘柄」ということらしいです。
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