11月18日(サーチナ):
ジム・ロジャーズ氏「米ドルは欠陥通貨、適宜売却する」
米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は最近のインタビューでこのほど、「米ドルは欠陥通貨だ」と発言した。しかし足元、米ドルが短期的に上昇する見込みから、完全には手放さない方針であることも付け加えた。理財が18日付で伝えた。
同氏は「現在のドルの反発上昇は、単純に空売りの影響を受けているだけ。ドル高の歓迎ムードが現れれば、“米ドルの売り時”を意識するべき。なぜなら米ドルには欠陥があるから」と述べ、米ドルの長期所有に対する注意喚起を促した。
コモディティについて、「商品市況の周期は需給関係に影響を受けやすいため、現在の市場にも恐慌的な投げ売り現象が存在している。しかし経済が永続的に低調であることはなく、商品の価格は必ず正常な水準に戻す」と発言、商品市場への明るい見解を語った。
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