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3月17日(ブルームバーグ):
米政府の企業救済は恐慌招く恐れ、AIG破たん容認を-ロジャーズ氏



 著名投資家のジム・ロジャーズ氏は 17日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米政府による経営破たん企業の救済について、健全な企業から資本を奪い取るもので、世界経済を恐慌に追いやるリスクがあると警告した。

 同氏は「米政府は有能な人々から資産を取り上げて、役に立たない人々に与えている。それは悪い経済学だ」と批判。米政府の公的管理下にある保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)については、破たんを容認すべきだと付け加えた。


引用元記事


3月17日(ブルームバーグ):
AIG、ボーナス詳細情報開示迫られる可能性-NY司法長官が召喚状



 シンガポールの投資会社ロジャーズ・ホールディングスの会長で著名投資家のジム・ロジャーズ氏は「AIGを経営破たん寸前に追い込んだ者たちに、なぜ多額の金を支払うべきなのか。わたしには理解できない」と述べた。


引用元記事
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企業の破綻
ニト造
こんばんわ。
ロジャーズ大先生は、潰れる企業は潰れるべきだ、という考えなのですが、バブル崩壊後しか知らない私には、実感が湧きにくいところがあります。
韓国は一度ほぼ経済破綻しましたが、いまの経済が好調なのかな?などと疑問に思ってしまいます。
いったん経済が破壊してしまえば、確かに10年くらいは好調が続くのでしょうが、そこで生きている人たちには苦難ですね、、、。
投下される投資を取るのか、国民の雇用を優遇するのか、ロジャーズの言葉は資本家の金言ですが、労働者でもある自分には厳しい言葉です。
2009/03/19(Thu)00:03:46 編集
Re:企業の破綻
アップルパイ
横から申し訳ないですが、理想では潰れるべき企業は潰れて理想に近い企業だけが残りそういう企業で働けという事です。

需要のない企業は、迷惑だから消えるべきだと言うのは、当たり前の話です、必要のない物を売られても誰も買いません、それはエゴです。

もちろん多少の自由がなければ良い物は出来ませんけど、自由すぎてモラルがなくなるのも駄目です。

首になった労働者は苦しみますが真面目になり働いたり、逆境の中より善い物を作っていけるという事でしょう。

そうすれば長期的には、人が勤勉になり働くので経済も回復するって事ではないかと思います、国が駄目でも他の国の金持ちが彼らに投資をする事も出来ます。

ただそれは理想論で副作用もあり一時の傷みが生じるのでしょう。

なぜ、潰れるべき企業を潰さないで一部残すのかは、複雑な理由があるのでしょう、おそらくそれもやむ終えない選択なんだと思います、例えば人の感情などかなと思います。
2009/03/20(Fri)09:11:56 編集
Re:Re:企業の破綻
ニト造
いったん逆境になったからこそ、わずかな仕事にも感謝し、必死に謙虚に従事するようになるし、そういうところには再び活力と富が戻ってくるということですね。

コメントありがとうございました。
2009/03/20(Fri)23:32:14 編集
Re:Re:Re:企業の破綻
アップルパイ
どういたしまして。

この理論は戦争でも使えます、戦争で負けた方が世界からリストラされた国だとしたら日本やドイツはおそらく最悪の戦後の状態から100年くらいは有望なんではないかと思います。

なぜ100年なのかは戦争を経験した人がいなくなり、真面目で財産を作った人が死んで、残った富で多くの若い人が好き勝手やって働くなるって事だと思います。

タイは日本ドイツ側についた国でしたが、実はイギリスアメリカ側とも同盟のようなものを組んでおり戦後支援をもらっていて、そこまで悲惨ではなかったので国民が日本やドイツに比べると、真面目でもないので投資としては微妙だと思います、ジムもそんな感じで考えてると思います。

余計だったかも、ごめんなさい失礼します。
2009/03/21(Sat)00:31:40 編集
無題
リタイヤ
彼の生き方や投資活動について尊敬していますが、最近のアメリカやドルは金融危難の破綻については疑問に思うところ大です。リーマンの破綻であれだけの混乱ですから、それ以上の金融機関の破綻は想像を絶すると考えるのですが。

よく考えると彼も彼と組んで大資産家になったソロスも危機で儲けた人ですよね。ポンドの暴落で英国政府を破綻させた人と言われています。

昨年のソロスの著書もこの世界景気の悪化を明確に発信していますしそれは正しかったのですが。それで空売りでまた大儲けしていると噂されている。
では世界経済にとって彼らのいう金融機関の破綻がただしいかというとその弊害はあまりにも大きいと考えるのです。

それが1929年からの世界恐慌ですし、それが解決できたのは世界第二次大戦だったわけで、そんな解決策がいいなどは論外ですよね。

今の金融機関の問題を規制していく方向は正しいとは考えますがでは破綻させていいかは全くの別問題でしょう。愚策でしょうね。

彼らは経済が混乱するほど空売りなどで大もうけですし、それを発信することで講演依頼(1回1000万円以上とのこと)が殺到するのですから損はないですが、大部分の人にとっては極めて深刻な不幸に陥ると考えるのですが。

彼は米国が混乱しても被害をかぶらないシンガポールにすでに退避していますので問題ないのでしょうが。

人類が築き挙げた20年、30年分の世界資産を瓦解させかねないと思いますが。

もちろん一個人投資家としては世の中の歪や課題を見つけてリターンにつなげたいとの思いはもっています。

また世界を旅して回るのもすでに25カ国を訪問して少しでも彼の生き方を模倣しているものですが。

最近の言動には着いていけないところがありますね。ウオッチは欠かしていませんが。




2009/03/22(Sun)00:39:50 編集
無題
ニト造
ロジャーズの極端とも言える発言内容に、何かひっかかるものを持っていたのは自分だけなのかな?と思っていたところでしたので、リタイヤさんの書き込みをみまして、良い考えを学ばせていただきました。
どうもありがとうございました。
2009/03/24(Tue)00:54:22 編集
無題
ネオ
私はジム・ロジャーズはアメリカ(アメリカ人全般)のことが好きだからこそああいう発言をしているのだと思います。

Peter Schiffも同じようなことを言ってます。
http://d.hatena.ne.jp/masayang/20090208/1234159995

今年、来年くらいは大丈夫かもしれませんが、アメリカはジンバブエになる可能性があるということじゃないでしょうか。そうなれば、一般のアメリカ人の貯蓄は意味がなくなります。真面目に貯蓄している人がバカを見るわけですから、批判するのは当然じゃないでしょうか。
2009/03/24(Tue)22:57:18 編集
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