アジアの人口問題についての記事です。
「冒険投資家」の愛称で親しまれる米著名投資家ジム・ロジャーズ氏は、来日のたびに韓国・中国・日本などのアジア地域で男女比の不均衡が台頭していることを憂慮、「アジアの少女たちに投資したい」と語っている。
男性が多いと結婚できない層が増える上、晩婚化が進行、結局は出生率が低下し国富が縮減する。韓国や中国ではすでに女性100に対し、男性120という男女比になっており、「ローマ帝国やベネチア帝国が滅んでいったような危機的状況」(同氏)という。
ロジャーズ氏も、「教育こそ最良の投資」との認識だ。今後も都市と地方の格差が一段と鮮明化していくと予想されるだけに、人材の育成、教育というキーワードにも投資へのヒントが隠れている。
引用元記事
韓国などのアジアで女性が比率的に減少傾向にあることは「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」でも、ジム・ロジャーズは指摘していました。
個人的には、日本・韓国・中国を同一に語るのは少しムリがあるのでないかと思います。現状、日本は女性のほうが多く、むしろ日本の人口の女性比率は若干ですが増加傾向にあります。(
平成18年10月統計局資料より)
とはいえ国際結婚の現状を考慮すると、韓国・中国が経済力をもった男性が増えかつ彼らの国で女性が少ない状況になると韓国人男性・中国人男性と日本人女性の結婚が増え日本人男性が余るようになるかもしれません。
日本の国際結婚の現状
・2006年の厚生労働省の人口動態統計年報によれば、結婚総数(婚姻件数)の約6.1%=44,701件/730,971件)が国際結婚
・2006年の国際結婚数44,701件のうち、夫日本人・妻外国人が35,993組、夫外国人・妻日本人が8,708組
・夫が日本人である外国人女性の国籍はフィリピン、中国、韓国・朝鮮の上位3位で84.2%(=30,322/35,993)を占める。
・妻が日本人である外国人男性の国籍は、アジア以外の国・地域も比較的多い。
wikipedia「国際結婚」より引用
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