1月18日(ブルームバーグ):
ロジャーズ氏の08年金見通し:当面は下落、後に反発しさらに高値へ
米投資家のジム・ロジャーズ氏は18日、今年の金相場について、しばらくの間下落するが、その後再び上昇し、現在の水準よりもさらに高値で一年を終えるだろうとの見方を示した。
ロジャーズ氏はブルームバーグのテレビ取材に応じ、金は「これまで非常に強気相場で推移していることから」下落に向かうと述べ、「相場が下落すれば私はさらに金に買いを入れるだろう」と続けた。
金現物は今月14日にオンス当たり914.30ドルと、最高値を記録。少なくとも第2次世界大戦以降では最長期間の上昇相場を記録している。原油高がインフレを加速させたほか、信用市場の混乱で投資家が質への逃避を求めたのが背景だ。金相場は2007年に31%上昇し、年間ベースでは7年連続での上昇を記録した。
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