1月18日(T&Cフィナンシャルリサーチ):
中国株のホールドを推奨、著名投資家のロジャーズ氏
本土A株市場で上海総合指数など主要指数がここ数日大幅続落しているが、著名投資家のジム・ロジャーズ氏は17日、A株の先行きについて楽観的な見通しを示した。同氏は中国株全般のホールドを推奨。個人消費関連や製造業など一部銘柄については買い場との見方を示した。『財華網』が18日伝えた。
中国政府の金融引き締め策や米国の景気後退懸念を受けて、昨年秋から中国株は調整相場に入っているが、ファンダメンタルズは依然良好で、実体経済は成長を続けるとの見通しを示した。このため、株式市場についても先行きは明るく、調整相場は優良銘柄への投資の好機と指摘。なかでも、個人消費関連や製造業、資源関連銘柄の買いを推奨した。
一方、不動産市場の先行きについては悲観的な見方。不動産引き締め策を受けて、今後は不動産関連企業の倒産が相次ぐとの見通しを示した。
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