産経新聞がジム・ロジャーズにインタビューした記事です。
1月27日(産経新聞)
商品相場の中期的高騰続く 投資家のジム・ロジャーズ氏
商品市況の長期的な強気相場を予測した元コロンビア大学教授のジム・ロジャーズ氏は産経新聞のインタビューに応じ、「10年以内に原油相場は1バレル=150から200ドルに突入する」と述べ、商品の中期的高騰は続くとの見通しを示した。一問一答は次の通り。
--サブプライム問題が商品相場に与える影響は
「米国が不況に入り、需要が低迷すれば銅などの原材料や原油も影響を受けるかもしれないが、一時的なものにとどまる。原油は40年以上、巨大油田が見つかっていない。中長期的に見ればまだ上がる」
--新興国の株式市場をどうみる
「今回の混乱で、中国以外の新興国株をすべて売った。2~3年で価格が下がれば買い戻すかもしれないが。中国は間違いなく大国になるし、インドやロシアより有望だ」
--アジアでの日本の優位性は中国にとってかわられるのか
「欧州の英国とドイツの関係をあてはめると答えはおのずから出てくる。英国は当初、ドイツの巨大化を恐れたが、結局両国とも存在感を増した。日本と中国は共存共栄を考えるべきだ」
引用元記事
日本はアジアの中で中国などと競合していくことも必要ですが、確かに一方でアジアの経済発展の中で日本独自の強みを模索して存在感を出すことも考える必要があるかもしれません。
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