Reserve earns praise, but not our politicians
5月19日(smh.com.au)
オーストラリアの中央銀行は、ジム・ロジャーズ氏に賞賛されました。しかし、政治家は彼を失望させました。(1)
''My suggestion is that people should move to Asia, and teach their kids how to speak Chinese," says Jim Rogers, the man who made his fortune betting against Wall Street in the 1970s. In 2007 he took his own advice, moved out of Manhattan and set up shop in Singapore. He remains bullish about China and "countries that are going to benefit from the rise of Asia, such as Australia". Marcus Reubenstein reports.
「私のアドバイスは、皆さんはアジアに引っ越して、子どもたちには中国語を話せるように教育すべきだということです。」
2007年に、彼は彼自身のアドバイスの通り、マンハッタンからシンガポールに引っ越しました。
彼は、今でも中国とオーストラリアのようにアジアの発展の恩恵を受ける国に強気です。
As for Australia, he says: ''The only disappointment I've had is that your politicians are as bad as the ones in America.
If the Australian government keeps running up such gigantic debts, the lucky country is going to run out of luck.''
「私が、唯一、オーストラリアに関して失望しているのは、オーストラリアの政治家は米国の政治家と同じぐらいひどいことです。オーストラリア政府が、そのような巨額の負債をこしらえ続けるなら、ラッキー・カントリーの運は尽きるでしょう。」
Rogers, who supports neither side of politics in the US, is highly critical of the Rudd government's spending policies and sees no logic behind its decision to impose a super profits tax on the resources sector. ''Further taxing resources is not going to bring out new supply, so it will hurt us all in the long run,'' he argues.
ロジャーズ氏は、ラッド政権のスペンディングポリシー(※1)に非常に批判的で、さらに超過利潤税を資源セクターに課すという決定(※2)の向こうに何の理屈も見出していません。
「資源にさらに課税するということは、新たな供給が出ることを妨げるので、それは長期的に見て私達全員を傷つけます。」
※1 不況の際、財政支出を増加して有効需要の減退をカバーし、景気を回復させようとする政策。(参考)
※2 豪政府、「資源超過利潤税」を導入へ
''Do you think politicians are going to find new supplies, much less develop them? If your government insists on taxing the golden goose, it should at least pay off debt so when the bad times come Australia will suffer less.''
「あなたは、政治家たちが、新たな供給を見つけると思いますか?まして、それらを開発するように思えますか?
オーストラリア政府が金の卵を産むガチョウに課税すると言って譲らないなら、それで少なくとも当然負債を清算するので、オーストラリアに悪い時期が来たときの損害は少なくてすむでしょう。」
引用元記事(一部抜粋)
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5月19日(NEWS FINE)
世界の市場が注目するロジャーズ氏の投資戦略とは?
Q:
儲けるチャンスをどのように嗅ぎ分けるのか?
ジム・ロジャーズ氏:
歴史は繰り返すのでわかる。
たとえば、株式市場や経済において、一部の業種だけが非常に重要な存在になってくる。これはとても危険だ。実際、アメリカが金融危機の時、金融株がS&P500指数の30%近くを占めていた。あきらかに行きすぎの前兆だ。
みんなが、同じことを言い同じ行動をとりはじめるのも危機の前兆だ。
Q:
次のバブルは?
ジム・ロジャーズ氏:
アメリカの国債は、歴史的に見たことのない高値水準にきている。間違いなくバブルと言える領域に達していると思う。
今はまだしていないが、近いうちに空売りするつもりだ。
Q:
元の切り上げについて
ジム・ロジャーズ氏:
今回のユーロ危機によってそのタイミングは少し遅れるだろう。
上げるとしたら、3%ほど上げて、そのあと徐々に上げていくかたちをどるのではないか。
Q:
日本について
ジム・ロジャーズ氏:
日本の政務債務は信じられないほど巨額なのに、国債は発行され続けている。
今、円に投資しているが、日本はこのままだと5年後か10年後に大変な混乱に陥るだろう。
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