アメリカのファーニメイなどの住宅関連金融機関についてです。
7月14日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏:米政府の住宅金融公社支援「救いようのない大難」
米投資家ジム・ロジャーズ氏は14日、米政府による米住宅金融投資会社ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の支援策は「救いようのない大難」との考えを示した。
ロジャーズ氏は、ファニーとフレディの両社は米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機によって「本質的に支払不能に陥っている」と指摘。上限を設けずに両社株を購入することや両社への融資について議会に許可を求めたポールソン米財務長官の案が承認されれば、納税者が負担を負うことになるだろうとの考えを示した。
同氏は「両社は政府が措置を取らなければ破たんするところだったし、破たんするべきだ」と語った。
引用元記事
7月14日(ブルームバーグ):
ファニーなど:ロジャーズ氏は支援酷評、ゴールドマンは株一段安予想
ロジャーズ氏はシンガポールでのインタビューで、「米政府が納税者のカネを使ってファニーメイ株を買う神経を疑う」とし、「これによって米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートは悪化し、ドルの一段安とインフレ加速をもたらすだろう」と語った。
ロジャーズ氏は「ばんそうこうの上にさらに1-3年分のばんそうこうを貼ってどうなるというのか。3年後に状況がもっともっと悪化していたら何が起こるか」と疑問を呈した。
引用元記事
ファニーメイ(FNM) 2007年7月~2008年7月チャート 去年の7月に「
米住宅市場問題による暴落。ジム・ロジャーズ見事空売り成功。」という記事を書きましたがその後もジム・ロジャーズが空売りを続けていたファニーメイの株価は順調(?)に下がり続け、去年の7月に60ドル近くあった株価は現在では10ドル近くまで下落しています。
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