サブプライムローン問題による株安に対処するためにアメリカで利下げが行われ表面的には市場は持ち直したように見えますが、ジム・ロジャーズはこの利下げをよく思っていないようです。
9月24日(ブルームバーグ)
ジム・ロジャース氏:米利下げで農産物価格は「急騰」へ、原油は150ドル
資産家のジム・ロジャース氏はシンガポールでインタビューに応じ、米連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げは間違いだったと指摘した上で、世界中の農産物価格を「急騰」させ、ドル安加速とインフレ高進にもつながるとの見通しを示した。
同氏はFOMCが18日に大幅利下げを実施したことについて「ワシントンの道化師たちは世界に向けてドルのことは気にかけないとメッセージを送ったようなものだ」と切って捨てた。
1999年に正確に予想した商品価格の上昇については、あと15年続く可能性があると述べた。その間に原油価格は1バレル=150ドルに達するかもしれないとした。2005年には商品の強気相場が2022年まで続くと予想していた。
引用記事
もともとアメリカ経済・アメリカドルには否定的なジム・ロジャーズでしたが、
システムトレーダーラロさんのブログによると今回の施策でなおその考えが強まったようです。
システムトレーダーラロさんのブログによると、ジム・ロジャーズは今後の投資先としてアメリカドル売り、米国債売り、人民元・日本円・スイスフラン買い、商品(特に農産物)買いをすすめていたとのことです。
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