アメリカの政策・経済についてです。
大枠はほとんど今までの記事と同じです。
12月3日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏:ドル支えとインフレ対策で米金融当局は利上げを
投資家ジム・ロジャーズ氏は3日、米金融当局はリセッション(景気後退)入りという犠牲を払っても、ドル相場の下支えやインフレ対策として利上げを実施すべきだとの見方を示した。
ロジャーズ・ホールディングス(ニューヨーク)の会長を務めるロジャーズ氏はインタビューに応じ、「ドル相場を支えインフレを阻止するため、利上げすべきだ」と指摘。「リセッションは経済にとって良いことだ。過剰なものを一掃することになる。落ち込んだ後に、健全なベースからやり直すのだ。これをすべて止めてしまおうと応急措置を講じることはおかしい」と述べた。
ロジャーズ氏はまた、米住宅抵当金融投資大手のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)に加え、投資銀行や米銀最大手シティグループの株式を空売りしていることを明らかにした。
バーナンキ米連邦準備制度理FRB)議長については金融市場の理解が不足していると批判した。同議長は「連邦準備制度を廃止し、退任すべきだ」と語り、「彼らはわれわれにとって状況を相当悪化させている」と述べた。
引用元記事
リセッション(景気後退)は経済にとって良いことだ。
こんなセリフを直に言う人はいそうでいない。
過剰なものを一掃することになる。
経済全体で見ると正解かもしれませんが、個々人に焦点をあてれば不幸になる人も出てくる。
難しいものです。
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