ジム・ロジャーズが地下鉄・鉄道関連の中国企業に投資しているようです。
Q:
あなたは中国株を現在買っていますか?
ジム・ロジャーズ氏:
イエス
Q:
買っている株の名前を教えてもらうことはできますか
ジム・ロジャーズ氏:
私が買っている会社の一つは和利时(HollySys)という会社です。
中国の地下鉄と鉄道に自動制御システムを供給している会社です。
私はその企業を以前買いました。そして、最近買い増ししました。
2013年11月19日(CHINA MONEY NETWORK):
Jim Rogers: I'm Buying Chinese Stocks Including HollySys And Fab Universal|
引用
中国の株式市場について、ロジャーズ氏は中国の株式市場を注視しており、「買ったが、多くない。中国の開放状態が維持されていくならば、中国は世界財政首位の国家になり、最大の投資目標になる点を信じている」と表明した。
未来の投資機会について、ロジャーズ氏にはロジャーズ氏ならではの分析がある。中国では汚染が問題となっている。中国の中央政府もこの問題に気づき、環境・汚染対策に大金を撒き散らし、向こう5年で、関連投資は25%拡大すると予測する。投資機会は、「環境整備・環境整理をする企業に隠れている」。
そして、農業、観光業、鉄道輸送業および医薬産業に自信をもっている。
「政府政策の重点が置かれたところには、投資機会がある。」
2013年11月18日(日本新華夏株式会社):
ジム・ロジャーズ氏:21世紀は中国の世紀で、人民元買い増しを続ける
引用
私は、今年の9月に北京と大同という場所へ旅行へ行きました。
北京から大同へ行くために、北京のある地下鉄駅から長距離バス乗り場まで道に迷いながら1時間以上歩いたのですが、バス乗り場に着くとすぐ近くに地下鉄駅が新設されてたということがありました。。
実は、私が降りた地下鉄駅で乗り換えれば10分位で楽に長距離バス乗り場に着いたのです。
それ以外にも北京の地下鉄網はどんどん拡張しているようで、1~2年前のガイドブックには掲載されていない路線がいくつかありました。
Wikipediaで見ると、2010年以降に開業した地下鉄路線が北京市内で8路線もあるようです。
しかし北京・上海など一部の都市を除くと、中国都市部の市内鉄道網はまだ殆ど整備されれいないのが実情のようです。
都市化が進んでいる中国なので、上海・北京以外のこれらの都市も鉄道網が今後整備されそうです。
そして交通利便性だけでなく環境面を考えても、中国は市内鉄道網を充実させたほうが良いと思います。下手な環境技術より、そのほうがよほど費用対効果の高い確実性のある環境対策となるでしょう。
これらのことから、中国の地下鉄・鉄道業界は今後伸びしろが大きそうです。
参考
北京地下鉄|Wikipedia PR