久しぶりにロイターからのジム・ロジャーズ記事です。
1月26日(ロイター)
米経済はすでにリセッション、さらに悪化へ=ジム・ロジャーズ氏
著名投資家ジム・ロジャーズ氏は25日、米経済は既にリセッション(景気後退)入りしているとの認識を示した。米経済は一段と悪化しドルへの圧力は続く、としている。会合に出席するため訪問したダブリンで記者団に対して述べた。
ロジャーズ氏は「米国はリセッションに入っており、今後悪化する」と述べた。住宅と自動車セクターについては、エネルギーと食品価格の上昇が消費に影響するなか「リセッションより悪い」としている。
「FRBは紙幣を印刷し、リセッションを回避しようとしているが、応急処置にすぎない」と主張。FRBはバブル崩壊前の1990年代初頭に日本が犯したのと「同じ間違い」をしている、と述べた。
同氏は「18年後の今でも、日本は回復していない」と指摘した。
同氏は「FRBと連邦政府が誤ちを続ける限り、景気低迷は長期化する。米国が経験したリセッションのなかでも、最悪のものの1つになるだろう」と述べた。またドルについて「大幅に下落する」と予想。年内のある時期にすべてのドルの持ち高を処分したいと述べた。
最近は日本株でも資源高による利益圧迫が懸念されているセクターが多いですね。
国問わず株投資する時は、資源高が今後その企業にどう影響を及ぼすか想定して投資したほうが良さそうです。
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