商品・為替・株ともに大きな動きをみせている中のジム・ロジャーズへのインタビュー記事です。
3月17日(ブルームバーグ):
ジム・ロジャーズ氏:誰もがドルを手放すべきだ-テレビインタビュー
米投資家のジム・ロジャーズ氏は17日までにシンガポールからブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、商品相場やドル、米証券会社ベアー・スターンズの救済などについて、以下のようにコメントした。
◎商品相場について:
「歴史を通じて、強制的にあるべき場所は実物資産の中だ」
「農産物は依然として最も安い」
「これまで農産物を買い続けている。金や石油も保有し、すべてを持っている。手放してはいない」
◎米金融当局について:
「金融当局はドルを放り投げている。誰もがドルを手放すべきだ」
「バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長は選挙によって選ばれた人物ではない。ウォール街の一部金融機関を救済するのに国民の金を使う厚かましさはどこからきているのだろう。まったく言語道断だ。次はヘリコプターを飛ばして人々から賃貸料を徴収するのだろう。ドルを破壊し、本質的に米国経済を破壊する権限を誰が議長に与えたのか?」
引用元記事
【参考】ドル円チャート 過去一年
米JPモルガン・チェースのベアー・スターンズ買収合意に伴い、米連邦準備理事会(FRB)はベアー・スターンズに対し、最大300億ドル(約3兆円)の特別融資を実施するとしています。(
参考ニュース記事)
ドル円相場で見ても急激なドル安となっていますが、それでもジム・ロジャーズはアメリカドルを安いとは考えてなく、アメリカドルは手放すべきだと考えているようです。
PR