4月8日(サーチナ・中国情報局)
人民元が基軸通貨に
米国の著名投資家であるジム・ロジャーズ氏は米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題に絡み、「米ドルは外貨準備に用いられる基軸通貨だが、長期的に見れば人民元に取って代わられる可能性がある」と語った。8日付で金融界が香港メディアを引用する形で伝えた。
ロジャーズ氏はサブプライムローン問題によって米国は第2次世界大戦以降、最も深刻な不況に直面しつつあると指摘。また米連邦準備制度理事会(FRB)が進めている利下げも「ドル安とインフレをもたらす」と批判した。JPモルガン・チェースによるベア・スターンズの救済合併に対しても「マーケットの自由な規律を妨げることになる」と主張した。
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