2月6日(サーチナ)
ロジャーズ氏インタビュー「ロシアルーブルに注目、空売り」


　米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は5日テレビのインタビューに応じ、ロシアの情勢を「分裂の恐れがあり不安定」と語る一方、通貨ルーブルの空売りを行う方針を表明した。中金在線が6日付けで伝えた。

　同氏は、米ブルームバーグ社がモスクワで行ったインタビューに応じ、「ロシアは今後分裂する可能性が高い。国家分裂の影響は歴史的に長く続くだろう。よってルーブルに注目する」と発言し、周囲を驚かせた。

　一方同氏は、ロシアの中央銀行がこのほど、ルーブルの対通貨バスケットの下限を41ルーブルとし、通貨防衛すると発表した後も最安値を更新していることを非難し、「中央銀行の『机上の空論』が逆にルーブルへの関心をかき立てた」と述べ、ルーブルの空売りの可能性を示唆した。


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