忍者ブログ
冒険投資家ジム・ロジャーズ非公式ファンサイト>ジム・ロジャーズ情報ブログ
ジム・ロジャーズ非公式ファンサイトブログ
| Admin | Write | Comment |
ブログ内検索
QRコード
スポンサード リンク
ジム・ロジャーズ新刊5月下旬発売
ブログ管理人プロフィール
HN:
みかん
性別:
男性
自己紹介:
ジム・ロジャーズ非公式ファンサイトの管理人みかんが書くジム・ロジャーズの情報ブログです。

コメントについて:
 コメントには出来る限り返事をしたいと考えていますが、タイミングを逃したり一度に多くのコメントを頂いたりした場合など、コメントをお返しできない場合があります。
 コメントは全て目を通しており、応援コメントも励みになっております。
 私からの返事がない場合もどうか気を悪くされず、ご理解頂ければ幸いです。

メール

冒険投資家ジム・ロジャーズ非公式ファンサイト
永年無料 クレジットカードの杜~年会費無料のお得なクレジットカードを紹介・申込み

ブログパーツ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



このエントリーをはてなブックマークに追加 Check




 ジム・ロジャーズに関する記事で少し疑問に思う記事がありました。



10月26日 朝鮮日報
著名投資家、中国株式の先行きで判断割れる


 「来年1月に上海株式指数が9000ポイントを難なく超える」(ジム・ロジャーズ氏)

 「中国市場は過熱しすぎており、買い銘柄を探すのは困難だ」(ウォーレン・バフェット氏)


 世界的な投資家二人が、中国株式市場に対し正反対の見方を示し、注目を集めている。

 「商品投資の天才」として知られるジム・ロジャーズ氏は24日、英デーリー・テレグラフ紙とのインタビューで、「中国株式はまだバブルとはいえない。来年1月には上海(総合)株価指数が9000ポイントを難なく超えるだろう」と強気の見通しを示した。3カ月後には現在の株価水準(25日現在、5562ポイント)よりも60%上昇するという見方だ。ロジャーズ氏は「中国株式は売らずに持ち続けたい。わたしの娘も保有することになるだろう」と長期スタンスを示した。

 ロジャーズ氏は1970年代にジョージ・ソロス氏とクオンタム・ファンドを立ち上げ、12年間で3365%という驚異的な累積運用益を残したことで知られる。90年代後期には金属など商品投資で巨額の利益を上げた。ロジャーズ氏は中国に愛着が強く、還暦を過ぎてから生まれた娘(四つ)に中国人夫婦を付け、中国語を教え、中華文化圏のシンガポールに移住する計画まで立てている。

 しかし、中国株式をめぐっては悲観論者が数では優勢だ。25日に訪韓した米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏は「中国市場は過熱しすぎており、買い銘柄を探すのが困難だ。唯一保有していた中国株の中国石油天然気(ペトロチャイナ)も最近売却した」と述べた。このほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長や香港の財閥トップ、李嘉誠氏も中国株式市場の過熱ぶりに警告を発している。

引用元記事


 同じく英デーリー・テレグラフ紙のインタビューの内容が書かれたロイターの記事と比べて違和感があります。


U.S. "undoubtedly in recession": Jim Rogers
米国は間違いなく景気後退局面にある:ジム・ロジャーズ

The veteran investor, who predicted the 1999 commodities rally, also said he was still bullish about surging Chinese stock markets despite worries over a bubble.
バブルの心配がされているにも関わらず上昇している中国株市場にについていまだ強気と語った。

"It's not a bubble yet -- if it goes past 9,000 in January I'll have to sell. Bubbles always end badly," he said. "I do not want to sell Chinese stocks. I want to own them forever and I want my (four year-old: Quote, Profile, Research) daughter to own them."
「中国株市場はまだバブルではない。
もし1月に9000ポイントを超えるようであれば、私は中国株を手放さくてはいけない。
バブルはいつも悪い結果になる。」
「私は中国株を手放したくない。私はこの先ずっと中国株を持ち続けて娘に譲りたい。」

中国株に関する記述一部抜粋

引用元記事
引用元記事(原文)


 2つの記事を比べてみると内容が大きく違うように思います。
 少なくともロイターの記事から、「来年1月に上海株式指数が9000ポイントを難なく超える」というような考えは読み取れません。

 どちらの記事が正確にジム・ロジャーズの発言が書かれているか確実に確かめる方法はありませんが、ロイターの記事のほうがいままでのジム・ロジャーズの考えにあっているように思います。

 私個人的にはジム・ロジャーズとウォーレン・バフェットの考えは正反対ではないと考えています。
 温度差はあっても投機的な資金が流れて過熱しているという現状の中国株市場にたいする見解は2人とも同じ。
 その現状分析のうえでジム・ロジャーズは少々の調整の可能性も視野に入れたうえで中国株を保有したまま現状維持で様子見、ウォーレン・バフェットは一時撤退と判断した。
 1月に上海株式指数が9000ポイントを超えるようなことがあればそれはバブルなので短期ではその後の大きな調整は避けられず、長期投資家のジム・ロジャーズとしては手放したくはないが現在もっている中国株を一時売却せざるをえないという考えを伝えただけのように思います。
PR


このエントリーをはてなブックマークに追加 Check




この記事にコメントする


1記事のコメントは500コメントまでに制限されており、
それ以上のコメントは表示されませんのでご了承下さい。
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
sun ra
バフェット氏はディープバリューなので、買うものを見つけるのが難しいと言っているだけなのでは?という印象を持ちました。
2007/10/27(Sat)19:49:04 編集
デーリーテレグラフの記事
石油監査人
デーリーテレグラフの記事の原文を見つけました。↓
http://www.telegraph.co.uk/money/main.jhtml?xml=/money/2007/10/24/bcnrog124.xml
「株価指数が9000ポイントを難なく超えるだろう」とは言っていませんね。
朝鮮日報よりもロイターの訳の方が正確だと思います。
出来る限り、原文を読んだ方が良いみたいですね。
2007/10/28(Sun)11:55:14 編集
ロイターのほうが正しようです。
sun raさん

そうですね。
その点では現在の価格では中国株への投資を積極的にすすめていないジム・ロジャーズも考えは同じだと思います。


石油監査人さん

デーリーテレグラフの原文ありがとうございます。
後3ヶ月ほどで9000ポイントまで上昇する予測立てているなら間違いなく中国株買い増していますよね

>出来る限り、原文を読んだ方が良いみたいですね。
 そうですね。伝言ゲームと同じで何の情報でも人を介すほど元情報からゆがんでいってしまいますからね
 元情報に近い情報を取得できればそれにこしたことはないですね


【デーリーテレグラフ記事原文】

Jim Rogers quits dollar after declaring US recession
By Mark Kleinman in Hong Kong
Last Updated: 12:17am BST 26/10/2007


Jim Rogers, the veteran investor who predicted the 1999 commodities rally, declared that the US economy was "in recession" as he said he would take flight from the dollar and switch his investments into currencies including the Chinese yuan.

Japan and China lead flight from the dollar
Fears of dollar collapse as Saudis take fright
Market Forces: Keep track of what's driving financial markets
Mr Rogers, who ranks among the world's best-known investment figures, said he was putting his faith in China's politically-sensitive currency alongside the Japanese yen and the Swiss franc.


Legendary investor calls time on the dollar
"I live in Asia. It is really not that strange that I am selling out of the US dollar," he told The Daily Telegraph. "All other things being equal during the next six months, that's the way I will go. But if the Swiss franc goes through the roof, I probably won't put money into the Swiss franc."

Mr Rogers' comments are followed slavishly by many members of the international investment communities, and his view that the US economy is in a worse state than that suggested by most economic commentators is likely to add to pessimism in some quarters about its health.

"The US economy is undoubtedly in recession," he said. "Many parts of industry are actually in a state worse than recession. If it were not for [Federal Reserve Governor Ben] Bernanke putting huge amounts of money into the market, the stock market would probably be down much more than it is."

Mr Rogers, a long-time enthusiast for investing in stocks hanging on the coat-tails of China's economic boom, said he had not altered his views about the booming Shanghai stock market.

China beats Germany for world trade crown
Ambrose Evans-Pritchard: Did the Fed apply the brakes too hard?
Merrill's loss stuns investors
Earlier this year, with the benchmark Shanghai index trading at around 4000, Mr Rogers, a former investment partner of George Soros, added his voice to the chorus of warnings about an incipient bubble forming in the mainland Chinese capital markets.

With the Shanghai Composite Index closing at 5843 points, Mr Rogers said he was relaxed about the market's continued growth.

"I still feel the same way. It's not a bubble yet - if it goes past 9000 in January I'll have to sell. Bubbles always end badly," he said. "I do not want to sell Chinese stocks. I want to own them forever and I want my [four year-old] daughter to own them."

Mr Rogers' comments came as Warren Buffett, the 'Sage of Omaha', urged investors to be cautious about the Shanghai market's surge, which has seen it rise by more than 125pc this year.

Speaking to Bloomberg during a visit to China, Mr Buffett said Berkshire Hathaway, the investment company he fronts, shied away from buying into soaring stocks.

Mr Buffett has been a major beneficiary of Shanghai's growth, reaping a profit of hundreds of millions of dollars from his stake in PetroChina, one of the world's largest companies by market value.
2007/10/28(Sun)19:31:01 編集
人民元に強気≠中国株に強気
他のブログ覗いてみると

ジム・ロジャーズが人民元に強気=中国株に強気

と考えている方が結構いるようです。
日本円が円高になっても日本株が下がることは多々あります。
同じように中国への投資でも人民元と中国株は別に考える必要があるかと思います。
2007/10/28(Sun)19:35:52 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[27] [26] [25] [24] [23] [22] [21] [20] [19] [18] [17]
忍者ブログ [PR]
冒険投資家ジム・ロジャーズ非公式ファンサイト>ジム・ロジャーズ情報ブログ