ジム・ロジャーズインタビュー記事がネットで公開されていました。教育・生活について語っています。
下記は一部引用になりますので全文はリンク先でご覧ください。
2014年1月10日(Spring):ジム・ロジャーズインタビュー記事
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中国語の必要性を唱えると、「ビジネス界で活躍する高学歴の中国人であれば英語を話せるではないか」という意見も聞こえてきます。
しかし13億人の中国人のうちそのような人は未だごく一部ですし、英語に訳されない重要な情報も中国語で入手が可能になります。また、私が娘たちに求める中国語は母国語レベルのものです。
どの言語でもいえることですが、言葉にはそれぐらい高いレベルでないと知り得ない意味が存在するものです。それを理解するためには、環境から自然に身につけるだけでは足りず、やはり「言語」として自ら学ぶことが大切でしょう。そうして培った力は、ビジネスで必ず優位に働きます。
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今までに、素晴らしい学歴の持ち主や頭脳明晰と言われる人に出会ってきましたが、彼らは必ずしもビジネスや人 生において成功者ではありませんでした。
つまり教育そのものが成功の唯一の鍵とは言えないのです。失敗しても「耐え忍ぶ力」と「諦めず継続する力」の方が、最終的には人生において重要です。
まだ幼い娘たちがどれほど理解しているかわかりませんが、私が娘たちに好んで読む古書の一節にこうあります。 「If at first you don’t succeed, try, try again.(はじめ成功しなくても、挑戦し続けよ。)」 McGuffey’ s Fourth Electic Readerより。
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かつて世界6大陸116 ヵ国を旅した中で、地元の人々と関わって得た知見は、「どんな状況であっても人間は与えられた環境で生きていく柔軟性をもっている」ということでした。
農地が砂漠化すれば、人々はその地で別の生き方を選択するか、居を移して生きていくなど、私たち人間は、刻々と「変化」する世界に適応できるたくましさを備えているのです。
引用元記事
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