ジム・ロジャーズは、2007年11月9日に大和証券投資信託委託株式会社のインタビューで、「もし3月までに株価指数(上海総合指数)が9000ポイント台に乗せてしまえば、私は自分の中国株を売却せざるを得ない。しかし、もし3月までに4000ポイントまで下がれば、もっと中国株を購入するつもりだ。」と語っていました。
そして本日(2008年3月13日)ついに、上海総合指数が終値で4000ポイントを下回る3971.257ポイントをつけました。
中国株購入を検討する一つの節目がきたといえそうです。
2007年11月9日大和証券投資信託委託株式会社のインタビュー(レポート公開日:2007年11月26日)
※レポートは現在削除されているようです。
Q:
サブプライム問題による世界同時株安を乗り越えて、中国本土株は上昇を続けております。その背景と今後の見通しについてお聞かせ下さい。
A:
私は1999年から中国株に投資している。2005年と2006年には中国株に対する投資をかなり増やした。中国株には、大きな調整があって欲しいとひそかに希望している。もし3月までに株価指数(上海総合指数)が9000ポイント台に乗せてしまえば、私は自分の中国株を売却せざるを得ない。しかし、もし3月までに4000ポイントまで下がれば、もっと中国株を購入するつもりだ。株式市場がバブルになれば、株は売却する。なぜならバブルは最後には崩壊するからだ。もし何かがバブルを抑止して、大きな価格調整があれば、そのときは追加投資する良い機会だ。
上海総合指数
2008年3月13日終値3971.257ポイント
ガイアの夜明け『マネー動乱 第2幕~中国バブルの行方とオイルマネー~ 』(2008年3月11日放送)より
中国の新聞にジム・ロジャーズ(写真中央)が、“中国の株神”と呼ばれる中国現地の有名投資家簡凡(かんふぁん・写真右)と一緒にいる写真が掲載されています。
記事内容はわかりませんが、中国の現地投資家とも交流しているようです。
※投資判断は自己責任でよろしくお願い致します。
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