日経ヴェリタス 2009年11月22日号
ジム・ロジャーズ「市場の旅人が来た道」7
若き日の失敗で「待つ」姿勢を会得
投資で大きな成功を収めてきた一方、忘れられない失敗もある。
1970年のことです。ファンドの運用では多額の利益を上げたのですが、自分個人のお金をすべて失いました。
道ばたにお金が落ちているのをみつけ、それを拾うだけの状態になるまで待つべきです。
しかし、大抵の人は何もせずに待つことが嫌いです。常にいろいろなことをして、わくわくしたがる。これは投資の方法としては賢明ではありません。
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