2012年10月15日(CNBC):
私は米国よりむしろロシアに投資します。|ジム・ロジャーズ氏
ジム・ロジャーズ氏は13日、ロイターとのインタビューに応じ、NYSE・Liffe(NYX.N: 株価, 企業情報, レポート)のロブスタ種コーヒー先物の取引が、需要増加を背景に2倍近くに膨らむとの見通しを示した。
コーヒー先物市場の建て玉でみると、ロブスタ種はアラビカ種と比べて40%以上少ない。
しかし、ロジャーズ氏は、Liffeのロブスタ種先物の建て玉が増え、「やがて」アラビカ種と肩を並べると予想している。
最近、ロジャーズ氏が作った商品指数、ロジャーズ国際商品指数(RICI)のコーヒーとココアの先物がICEフューチャーズU.S.(ICE.N: 株価, 企業情報, レポート)からLiffeに切り替わる、発表された。
ロジャーズ氏は、Liffeに切り替える理由を「ロブスタ種の市場シェアが拡大していること、ロブスタ種がアジアで栽培されている品種であること」と説明し、「わたしの指数は、何よりもまず消費に着目して設計されている。消費がアジアに、ロブスタ種にシフトしていることから、ロブスタ種がわれわれの目的によりかなっている」と述べた。
引用元記事(一部抜粋)
■アラビカ種とロブスタ種の違い
○アラビカ種
生産国:
ブラジル、コロンビア、ジャマイカなど
値段:
比較的高い
利用用途:
自家焙煎店などのコーヒー店のコーヒー
○ロブスタ種
生産国:
ベトナム、インドネシアなど
値段:
比較的安い
利用用途:
インスタントコーヒー、缶コーヒー、安いレギュラーコーヒーなど
「コーヒーマイスターブログ」より
アジア地域で生産されているロブスタ種のほうが取引市場規模が拡大しそうという話で、アラビカ種より値上がりするという話では無いようです。
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